2025-05-10 コメント投稿する ▼
米倉春奈都議、都議選に向けた街頭宣伝で訴え 性暴力対策と都政の無駄見直しを強調
都議選勝利へ向けた米倉春奈都議の訴え
東京都議会議員の米倉春奈氏(日本共産党、豊島区選出)は5月10日、豊島区雑司が谷の鬼子母神周辺で、渡辺くみ子豊島区議とともに街頭宣伝を行い、支持を呼びかけた。雨上がりの住宅街で、ハンドマイクを手に元気よく演説しながら、物価高騰や都政の問題点を語りかけた。
「今、多くの人が物価高で苦しんでいます。無駄な大型開発や、都庁を照らすプロジェクションマッピングに使われる税金を見直せば、もっと市民の暮らしを支えることができるはずです」と米倉氏は訴えた。
通行人からは「共産党、応援しています!頑張ってください!」という声が飛び、弁当店の女性は笑顔で手を振るなど、地域住民からの温かい反応が見られた。
性暴力・痴漢対策の実績と今後の取り組み
米倉氏は都議として3期目を迎えており、その間にさまざまな分野で都政を動かしてきた。特に性暴力・痴漢対策においては、都議会での積極的な発言と提言により、大きな成果を上げた。
「都に痴漢対策の専門部署も知見もなかった時代から、私たちはこの問題を取り上げてきました」と米倉氏は語る。都営大江戸線への女性専用車両導入や、都による「痴漢撲滅プロジェクト」の設立は、その成果の一例だ。
米倉氏はこれまで、2,600人の声を集めたアンケート調査を基に、痴漢被害の実態を把握し、フィンランド視察で得た知見を活かして具体的な対策を提案。痴漢ゼロを目指し、ジェンダー平等や人権に基づく性教育の推進も強調している。
都政の予算配分への疑問と提案
米倉氏はまた、都政の予算配分にも疑問を呈している。特に、都庁のプロジェクションマッピングに年間数億円が費やされる一方で、生活困窮者の支援は十分とは言えない現状に不満を示した。
「光を当てるべきは都庁ではなく、都民の暮らしです」と米倉氏は強調し、プロジェクションマッピングのような見栄え優先の事業を見直し、市民生活を支えるための予算配分を求めた。
また、神宮外苑や築地市場の再開発計画にも触れ、住民の声を無視した大規模開発が進められていることに懸念を示した。「開発のための開発ではなく、都民の暮らしを第一に考えるまちづくりが必要です」と訴えた。
都議選に向けた決意と呼びかけ
都議選に向け、米倉氏は「一緒に政治を変えよう」と力強く呼びかけた。特に、現役世代の女性からの支持を得ており、街頭でも多くの声援が寄せられている。
「私たちは都民とともに歩んできました。これからも都民の声をしっかり届け、暮らしを守る都政を目指します」と決意を語った。
* 米倉春奈都議が豊島区で街頭宣伝を実施し、物価高騰や都政の課題について訴えた。
* 性暴力・痴漢対策の実績を強調し、包括的性教育の推進を提案。
* 都政の予算配分に疑問を呈し、無駄な支出の見直しを求めた。
* 大規模開発に懸念を示し、都民の声を大切にするまちづくりを主張。
* 都議選に向けて「一緒に政治を変えていこう」と支持を広げている。