2025-06-19 コメント投稿する ▼
原田あきら候補が杉並で訴える「街壊しを止める都政」—再開発と差別にNOを突きつける一票を
原田あきら氏が都市再開発に異議 「街を壊す開発ではなく、人を守る政治を」
東京都議選・杉並区(定数6)で再選をめざす日本共産党の原田あきら候補が6月19日、荻窪駅前で街頭演説を行い、「再開発の名のもとに街が壊されている。誰のための都市なのか」と問いかけ、市民に開かれた都市づくりへの転換を強く訴えた。
原田氏は、緑の伐採や高層マンション建設が進む現状について、「杉並の緑は、住民の命と健康、そして街の景観を守ってきた。それを根こそぎ壊す開発に、私は一貫して反対してきた」と語り、政治の優先順位を「利権」から「生活」に戻すべきだと主張した。
「“街壊しを止めたい”ってまさに今の杉並に必要な言葉。原田さん、絶対に通ってほしい」
「住宅困窮者に目を向ける東京に」原田氏の都政ビジョン
演説では、再開発に偏った東京都政の姿勢を「人の住まいを置き去りにした計画」と批判。「全ての住宅困窮者を救う東京にしなければならない」と述べ、空き家活用や家賃補助の拡充、公営住宅の整備といった実現可能な政策案を具体的に提示した。
原田氏は、脱原発デモの先頭に立った活動歴でも知られており、地域の草の根運動と連携しながら「声を聞く政治」を貫いてきた。「樹木を守り、住宅を守り、生活の土台を守る。その全てが原田あきらの仕事です」と自らの原点を語った。
「“住宅困窮者を救う東京”って、口で言うだけじゃなくて本当にやってきた人」
小池書記局長も応援 「原田さんは議会でも現場でも一貫して闘ってきた」
この日の応援には、小池晃書記局長も駆けつけ、「杉並区の神宮外苑再開発や他地域の伐採計画にも、原田さんはずっと一貫して反対し、訴え続けてきた」と述べた。さらに「彼は杉並の脱原発デモの立役者でもあり、市民の声を議会に届けるために汗をかいてきた」と紹介し、「杉並の思いを原田さんに託してほしい」と力を込めて呼びかけた。
この日は神宮外苑再開発に反対する市民活動家、ロッシェル・カップさんも原田氏の応援に駆けつけ、「共に声を上げてきた仲間です」と連帯を示した。
「“街づくり”って言葉だけじゃない。原田さんは私たちの街の味方だと思える」
「差別に揺れる今こそ、多様性と連帯の声を」原田氏の政治姿勢
演説の最後、原田氏は杉並で目立ち始めた排外的な動きや差別的言説にも触れ、「暮らしが苦しいとき、怒りの矛先を弱者に向けさせる政治が横行している」と警鐘を鳴らした。
「違いを恐れるのではなく、違いを認め合い支え合う社会へ。その道を一歩でも前に進めたい」と述べ、多様性と連帯を掲げる政治の必要性を強く訴えた。
小池氏も、「『差別を許さない』という願いを政治に届けられるのが原田さんです」と語り、その姿勢に共感する有権者の拍手が広がった。
「多様性って言葉を軽く使わない原田さん。杉並にはこういう人が必要」