2025-05-09 コメント投稿する ▼
都議選2025杉並区:原田あきら氏が3期目挑戦、裏金問題が争点に激戦区化
都議選2025:杉並区の大激戦、原田あきら氏3期目を目指す
東京都議会議員選挙が迫り、杉並区(定数6)はかつてないほどの激戦区となった。現職・新人・元職の計15人が立候補を表明し、各党からの候補者が乱立する中、現職の日本共産党・原田あきら氏が3期目を目指し挑んでいる。
乱立する候補者、激しい選挙戦
杉並区では、現職の都議6人に加え、新人や元職が次々と名乗りを上げた。自民党、都民ファーストの会、公明党、立憲民主党、無所属(自民党非公認)から現職が立候補。一方、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組、さらには地域政党「再生の道」からも候補者が加わり、文字通り乱立状態となった。
この混戦の中で、注目されるのは自民党の裏金問題だ。現職の小宮安里氏は2019年と2022年に合計250万円の裏金処理が発覚し、党から非公認扱いに。さらに、公認候補の早坂義弘氏も裏金総額214万円が確認され、政治資金の透明性が問われている。
原田あきら氏、福祉削減と再開発に警鐘
日本共産党の原田あきら氏は街頭演説で、「高齢者や若者を分断し、福祉を削ろうとする小池都政とその補完勢力には反対」と訴え、都政に対する批判を強めている。特に裏金問題を背景に「裏金政治が悪政を進めている」と糾弾し、政治の透明性と市民への説明責任を強調している。
また、原田氏は「気候危機から東京を守る」を掲げ、再開発による自然環境破壊に反対。神宮外苑の自然保護をめぐる都の都市計画審議会では鋭い追及を見せ、他党からも一目置かれる存在だ。
水害対策への取り組みと市民からの支持
原田氏は、過去20年にわたり水害対策に力を注いできた。区議時代に経験した豪雨災害を契機に、水害から地域を守るため、市区町村への支援制度の改善にも尽力。現場の声を聞き、政策に反映させてきたことが支持につながっている。
杉並区在住の男性(36)は、「原田さんのおかげで家族が救われた」と振り返り、「困っている人々にとって、彼は必要な存在」と語った。
ネット上の反応:市民の期待と不安
「原田さんは信頼できる。実績があるからこそ期待できる」
「裏金問題、もっと追及してほしい。政治の透明性が必要」
「再開発ばかりでなく、市民の声を大事にしてほしい」
「若者や高齢者の分断を煽る政治には反対。原田さんの姿勢に共感」
「気候危機への対応は最優先。環境を守る政治家を支持したい」
都議選2025の杉並区は、多様な候補者が入り乱れ、政策や実績、信頼性が問われる選挙戦となっている。有権者の一票が杉並区の未来を大きく左右することになる。