2025-05-23 コメント投稿する ▼
品川区都議選に高まる「消費税減税」への期待 白石たみお氏が市民と対話
暮らしの重圧に「消費税下げて」の声広がる
東京都議会議員選挙が近づく中、品川区では市民の切実な声が街頭に響いている。5月23日、共産党の白石たみお都議と党品川地区委員会のメンバーが大井町駅前に立ち、通勤客らに向けて生活支援策の必要性を訴えた。特に物価の上昇が家計を直撃する中、「消費税の引き下げこそが最も即効性のある対策だ」と強調し、市民の意見を集めるシールアンケートも実施した。
「全部下げてほしい」年金生活者の訴え
駅前に立ち寄った人々の反応は生々しい。近隣で働く30代の男性は、「税率が上がった分、毎日の買い物が重く感じる。下げてくれるだけでずいぶん助かる」と語り、迷いなく「消費税減税」にシールを貼った。また、年金で暮らす70代の男性は「最近はお米の値段も上がっているし、水道代も気になる。できることなら全部安くしてほしい」と語るなど、生活の負担増に直面する声が相次いだ。
共産党が訴える「逆転の税制改革」
白石都議らは、消費税減税の財源について「大企業や富裕層への優遇措置を見直せば、十分に捻出できる」と訴える。実際、党が示す資料では、大企業の実質法人税負担率が中小企業に比べて著しく低く、ここを是正することで数兆円規模の財源確保が可能だという。白石氏は「いま苦しんでいる人たちの生活を支えるための税制に切り替えよう」と語った。
品川区は激戦、政策比較がカギ
今回の都議選、品川区は定数4に対し、共産・自民・立民・公明・都民ファースト・国民民主・無所属、さらに新興勢力の「再生の道」など多くの候補が出馬予定で、情勢は混戦状態だ。白石氏は再開発に絡む高級賃貸住宅の建設問題を取り上げ、「本来ここには都営住宅をつくるべきだった」と訴え、庶民の住まい確保を公約に掲げている。
ネットでも賛否両論
XやThreads上でも、白石都議の街頭活動や消費税政策には関心が集まっている。
「こういう地道な訴えがいちばん信頼できる。共感した」
「消費税を下げる話はいいけど、ちゃんと財源の話もしてほしい」
「いまの物価で8%のままだと本当にキツい。5%にしてもらえると助かる」
「税金は取りやすいところから取る仕組みを見直さないと」
「再開発って誰のため?生活者を見てる政治をしてほしい」
* 白石たみお都議と共産党が大井町駅前で街頭アンケートを実施し、消費税減税をアピール
* 市民の間では、食費や光熱費の上昇を受け「減税してほしい」との声が強まっている
* 共産党は大企業や富裕層への税制優遇を見直すことで財源確保を訴える
* 品川区は多党が入り乱れる激戦区で、各候補の政策が明暗を分ける見通し