2025-07-12 コメント投稿する ▼
共産党・伊藤岳氏が埼玉で決意表明「誰にも議席は渡さない」202回の国会論戦と排外主義への対抗
「誰にも議席は渡さない」伊藤岳氏が埼玉で猛訴え 202回の国会論戦と“排外主義と闘う”決意に共感
参院選埼玉選挙区(改選数4)で激戦の渦中にある日本共産党・伊藤岳候補が7月12日、川越市・蕨市・越谷市・さいたま市で街頭演説を行い、「石にかじりついてでも議席を守り抜く」と力強く訴えました。会場には山添拓参院議員(党政策委員長)も駆けつけ、日米関係や排外主義をめぐる課題で聴衆の関心を集めました。
「202回の国会論戦」実績と信頼
伊藤氏はこれまでの6年間で202回の国会論戦を積み重ねてきた実績を紹介。中でも、マイナ保険証制度に関して、資格確認書を持たない人でも従来の健康保険証が使えるよう制度修正を迫った点などを具体例に挙げ、「現場の声を国会に届けて変えてきた」と強調しました。
「当落線上で争っているのは、自民・公明やその補完勢力、そして排外主義を掲げる政党だ」
「誰にもこの議席は渡さない。埼玉の声を国会に届け続けるためにも、絶対に負けられない選挙だ」
と語り、会場からは「がんばれ!」「負けないで!」と声援が飛び交いました。
推薦状に込められた市民の思い
川越市では、「安保法制廃止・立憲主義回復をめざす川越・富士見市民の会」のメンバーから伊藤氏に推薦状が手渡され、市民運動との連携の強さをアピール。「平和と立憲主義の回復こそ、いま一番必要なテーマだ」という市民の声に伊藤氏は深くうなずき、「その思いを背負って最後まで戦い抜く」と応じました。
“トランプ関税”にどう立ち向かう? 日米関係でも論戦
演説には山添拓・政策委員長も登壇し、米トランプ大統領による「対日関税25%」の方針に言及。石破茂首相が街頭演説で「なめられてたまるか」「日本の自立が必要」と述べたことに対し、山添氏は
「本当に自立を言うなら、軍事費21兆円というアメリカの要求を突っぱねるべきだ」
「対米追従をやめ、主権ある外交を取り戻すために、共産党の議席が必要だ」
と訴え、聴衆からは拍手が送られました。
“排外主義”の対抗軸としての共産党
伊藤氏は、今回の選挙戦で争う相手に「排外主義を掲げ、外国人への差別的言動を平然と行う政党が含まれている」とし、「生活の苦しさを外国人のせいにするような政治は誤りだ」と断じました。
「暮らしが苦しいのは、予算を福祉に回さず軍事や大企業にばかり使ってきた政治のせい」
「分断ではなく、連帯で社会を良くしていこう。排外主義に対抗できる政治勢力は、日本共産党だけだ」
と強く呼びかけ、現場には大きな拍手が広がりました。
“野党共闘の要”としての責任
伊藤氏は「埼玉の議席は、野党共闘の要でもある。ここで議席を落とせば、立憲野党全体の勢力が削がれてしまう」と指摘。比例での共産党の支援とともに、埼玉選挙区での自身への一票を訴えました。