2025-06-09 コメント投稿する ▼
沖縄・嘉手納基地で爆発事故 自衛隊員4人負傷も命に別条なし 不発弾保管中の作業中に発生
米軍嘉手納基地の弾薬庫で爆発 自衛隊員4人けがも命に別条なし 沖縄・読谷村
9日午前11時17分ごろ、沖縄県読谷村の米軍嘉手納基地・弾薬庫地区内で爆発事故が発生し、自衛隊員4人が負傷しました。消防や警察によると、けがをした隊員はいずれも意識があり、命に別条はないということです。
爆発があったのは、自衛隊が管理する不発弾保管施設とみられています。事故当時は、砲弾のさびを落として再識別する作業中だったとされ、この作業中に突如として爆発が起きました。4人は手や腕などにけがを負い、自力歩行が可能な状態で近隣の中部病院に搬送されました。
通報を受けたのは、読谷村親志(おやし)付近の嘉手納弾薬庫地区。民家が近くにないことから、住民への直接的な影響は確認されていません。嘉手納署は直後に周辺の交通を一時規制しましたが、午後1時半ごろには解除され、現場の安全は確保されています。
今回の事故に関し、ニライ消防本部読谷消防署や嘉手納署、地元自治体が連携し、迅速に対応したとみられています。現時点で火災などの二次被害は発生していません。
沖縄では、米軍基地や自衛隊施設内での不発弾処理作業が定期的に行われており、今回のような爆発事故は地域住民にとっても大きな関心事です。今後、事故の原因や作業体制の見直しなど、安全管理体制の強化が求められることは間違いありません。