2025-05-19 コメント投稿する ▼
航空自衛隊T-4練習機が愛知県犬山市で墜落、450人態勢で捜索続行 - 行方不明隊員の安否は?
航空自衛隊T-4練習機、愛知県犬山市で墜落
2025年5月14日午後、航空自衛隊新田原基地(宮崎県)所属のT-4練習機が、愛知県犬山市のため池「入鹿池」に墜落した。この事故で搭乗していた井岡拓路1等空尉(31)と網谷奨太2等空尉(29)の行方がわからなくなっている。事故発生後、自衛隊は愛知県警や地元消防と連携し、総勢約450人の態勢で捜索を進め、機体の一部を回収した。
事故の経緯と捜索活動
T-4練習機は当日、小牧基地(愛知県)から新田原基地へ向かっていた。離陸後まもなく、高度約1400メートルから急激に降下し、入鹿池に墜落したとされる。現場では水しぶきが上がり、周囲には燃料のような臭いが漂ったとの目撃証言もある。
捜索は水中ドローンやダイバーを投入し、墜落が確認された池の西側を中心に進められている。18日には、搭乗員とみられる身体の一部やエンジンの一部も発見されており、自衛隊は夜通しで捜索を続けている。
T-4練習機とは?
T-4練習機は、航空自衛隊がパイロット育成で使用する2人乗りの国産ジェット機で、エンジンは2基を搭載し、最大速度はマッハ0.9に達する。ブルーインパルスでも使用される機種で、航空自衛隊にとって重要な機体だ。現在も約200機が運用されている。
ネットユーザーの反応
「訓練で命を懸ける自衛隊員の安全確保を優先してほしい」
「T-4は安全性が高いと思っていたが、見直しが必要では?」
「入鹿池は観光地でもあるので、安全対策の強化を望む」
「捜索に当たる自衛隊員に感謝。行方不明の隊員の無事を祈る」
「原因究明と再発防止策の徹底が必要だ」
今後の対応と課題
自衛隊は引き続き行方不明の隊員を捜索しつつ、事故原因の究明を進める。また、T-4練習機の運用体制や整備の見直しが求められている。防衛省は調査結果を踏まえ、安全対策を強化する方針だ。
* 2025年5月14日、航空自衛隊のT-4練習機が愛知県犬山市の入鹿池に墜落
* 搭乗していた2人の隊員が行方不明
* 自衛隊、県警、地元消防が約450人態勢で捜索を実施
* 機体の一部や搭乗員とみられる身体の一部を発見
* 事故原因は調査中で、緊急脱出や異常通信は確認されていない
* T-4練習機はパイロット育成用の国産ジェット機で、ブルーインパルスにも使用
* ネット上では安全対策の強化や事故原因の徹底調査を求める声が上がっている
事故の真相解明と再発防止が急務であり、自衛隊としても信頼回復に向けた取り組みが求められている。