2025-05-16 コメント投稿する ▼
中谷防衛相、空自T-4墜落の「搭乗員らしきもの」発言を訂正し謝罪 家族感情への配慮欠如が波紋
空自T-4練習機墜落事故:防衛相の発言訂正と謝罪
2025年5月14日、愛知県犬山市の入鹿池に航空自衛隊のT-4練習機が墜落し、搭乗していた新田原基地所属の井岡拓路1等空尉(31歳)と網谷奨太2等空尉(29歳)の行方が不明となった。捜索活動が続く中、16日、中谷元防衛相は記者会見で「搭乗員らしきものを発見・収容した」と発言したが、約1時間半後に表現を「搭乗員と思われる体の一部」と訂正し、謝罪した。
発言の経緯と訂正
* 中谷防衛相は16日、記者会見で「搭乗員らしきものを発見・収容した」と述べた。
* 記者から「体の一部を『もの』と言うのは不適切」と指摘されたが、当初は撤回しなかった。
* 約1時間半後、再度記者団の前に現れ、「発見時の状況が過度にあからさまにならないように搭乗員らしき『者』との婉曲的な表現を使った」と釈明。
* 表現を「搭乗員と思われる体の一部」と訂正し、「不十分、不適切な点があったことをおわびする」と謝罪した。
事故の概要
* 14日午後3時過ぎ、小牧基地から新田原基地に向かっていたT-4練習機が入鹿池に墜落。
* 搭乗していたのは井岡拓路1等空尉(31歳)と網谷奨太2等空尉(29歳)。
* 自衛隊、警察、消防による捜索活動が続けられている。
ネット上の反応
「『もの』って言い方はさすがにないだろう。遺族の気持ちを考えてほしい。」
「訂正と謝罪はしたけど、最初の発言が残念すぎる。」
「防衛相としての発言は慎重であるべき。信頼を損なう。」
「言葉の選び方一つで印象が大きく変わる。公人は特に気をつけてほしい。」
「謝罪したのは評価するが、最初から適切な表現をしてほしかった。」
* 防衛省は、事故の原因究明と再発防止策の検討を進める必要がある。
* 情報発信において、遺族や国民の感情に配慮した表現を心がけることが求められる。
* 公人の発言が持つ影響力を再認識し、慎重な対応が必要である。
今回の発言訂正と謝罪は、防衛相としての責任を果たす一歩であるが、今後の対応においては、より一層の慎重さと配慮が求められる。事故の真相解明と再発防止に向けた取り組みが注目される。