2025-07-17 コメント投稿する ▼
「命を守る政治を」白川よう子候補が沖縄で訴え 共産党、辺野古問題や米軍性暴力に言及
「命を守る政治」共産・白川よう子氏が沖縄入り
辺野古問題や米軍性暴力を批判 悪天候の中で支持訴え
「怒りを希望に変える」は誰の仕事か
参院選比例代表で立候補している日本共産党の白川よう子氏が7月17日、沖縄県を訪問し、那覇市内で赤嶺政賢衆院議員や地元の共産党市議らとともに街頭演説を行った。時折、激しい雨が打ちつける悪天候の中、白川氏は「命を守る政治を実現するためには、今の政治の大本を変える必要がある」と力強く訴え、共産党への支持を呼びかけた。
この日、沖縄の主要2紙・沖縄タイムスと琉球新報には、自民党沖縄県連による全面広告が掲載され、「沖縄の怒りを希望に変えるのは、沖縄自民党の仕事です」との文言が大きく打ち出された。
これに対して白川氏は演説で、「辺野古新基地建設を民意を無視して強行し、米兵による性暴力事件が繰り返されてもアメリカに抗議すらできない。沖縄の怒りを生んでいるのは、まさに自民党政治そのものではないか」と厳しく反論した。
SNS上でもこの発言に共感する声が多く見られた。
「本当に沖縄の声を踏みつけてるのはどこなんだろうね」
「怒りを希望に変えるとか、よく言えるな自民党」
「命の問題を広告コピーで済ませるな」
「共産党の地道な訴えにこそ耳を傾けるべき」
「雨の中で訴え続ける姿勢に敬意を表したい」
「平和をつくる政治を」共産党の外交姿勢を強調
同じく那覇市内で演説を行った共産党・赤嶺政賢衆院議員は、自民・公明政権による防衛力強化策に強く反対する立場を示し、「沖縄を再び戦場にすることを前提とした軍備増強は絶対に認められない」と訴えた。
さらに、「私たちは対話と外交によって平和をつくる道を選んでいる。アメリカにものを言う独立国としての姿勢が必要だ」と述べ、共産党が一貫して掲げてきた「自主・平和・民主」の外交路線を強調した。
白川氏はタカラさちか候補(沖縄選挙区)との連携をアピールし、「くらしを変えたい、命を守りたいという思いを比例票に託してほしい。那覇市議選でも共産党を押し上げてください」と重ねて訴えた。
市民の声に根ざす選挙戦
演説を聞いていた地元の女性(74)は、「困っている人のために声をあげてくれるのが共産党。共感できる訴えだった」と語り、「友人や同級生にも共産党を応援するよう声をかけたい」と話した。
このように、共産党の街頭活動は、政治の中心から距離のある地域住民の声に耳を傾ける姿勢が貫かれており、地に足のついた選挙戦を展開している。
「派手なパフォーマンスより、こういう地道な訴えが響く」
「共産党の候補って、現場感があるんだよな」
「生活や命って言葉を、空虚なスローガンじゃなく語ってる」
「自民党の広告よりずっと現実味がある」
「どっちが本気で沖縄のこと考えてるか、一目瞭然」
問われる「命を守る政治」の本気度
白川氏の訴えは、「共生」や「経済再生」といった抽象的な言葉ではなく、「命」や「暮らし」といった具体的な日常の中にある切実な課題に向き合っている点に特徴がある。
自民党による「希望に変える」というフレーズが、実際に基地や事件への対応において空虚に感じられている中で、共産党の「命を守る政治」という訴えが有権者の共感を集めているのは、そうした現実感の違いにある。
選挙戦もいよいよ終盤に入り、どれだけ生活の実感に寄り添った政策を提示できるかが問われている。有権者の信任を得るのは、言葉ではなく、その言葉が行動と結びついているかどうかで決まる。