2025-07-11 コメント投稿する ▼
白川よう子候補が熊本・鹿児島で訴え 減税と共生の政治を実現へ 水俣病救済にも決意
暮らしと命守る政治へ 白川よう子候補が全力訴え
参院比例代表で再選をめざす日本共産党の白川よう子候補は11日、熊本県水俣市、熊本市、鹿児島市を駆け巡り、「命と暮らしを守る政治をつくろう」と力強く訴えた。物価高騰に苦しむ庶民の声、長年放置されてきた水俣病の被害者の思いに応えようと、白川氏は訴えに熱を込めた。
今の政治は“分断”と“自己責任”ばかり。私たちは“共生”と“支え合い”の政治をつくりたい
水俣病救済へ 被害者の声に応える決意
水俣市では、白川氏の訴えに地元の水俣病患者らが耳を傾けた。白川氏は、「公式確認から70年が経っても、政府は被害を線引きして放置している。これは人権の問題です」と厳しく批判。
日本共産党を含む6会派が提出した「水俣病被害者の全面救済を目指す新法」に触れ、「生きているうちに解決を、という声に応えるため、参院でも自公を少数に追い込み、必ずこの法案を成立させたい」と力を込めた。
水俣病は終わっていない。命を守る政治に転換するために、私たちは諦めません
消費税減税を現実に 財源提案で信頼広がる
物価高への具体策として、白川氏は「消費税を5%に引き下げる」と訴え、「財源は、大企業・富裕層への優遇を見直せば確保できる」と明快に説明した。
鹿児島中央駅前で演説を聞いた20代の会社員は「財源の話をしっかりしてくれるのは信頼できる。共感できる」と話し、投票を決意したという。
白川氏は、「中小企業への支援と賃上げのセットで、経済を下から温める。現場の声を国会に届けたい」と訴え、拍手が沸いた。
共闘の要として 市民とともに進む
白川氏は、全国17の1人区で候補者一本化が進み、市民と野党の共闘が現実の力となっていると強調。
「鹿児島では尾辻朋実さん、熊本では立憲の鎌田聡さんと力を合わせて、平和と命を守る政治を実現したい」と語った。
熊本市では鎌田陣営の西聖一県議が、「白川さんのように命の声に耳を傾ける議員を再び国会へ送り出そう」と共闘の重要性を語った。
「命と暮らしを最優先に」白川氏が最後まで全力
白川氏は、演説のたびに「一人ひとりの命が大切にされる社会を」と繰り返し訴えた。
命と尊厳が踏みにじられる政治はもう終わりにしよう。消費税を減税し、医療・介護の現場に光を当てよう。市民とともに、一歩一歩前に進みます
聴衆の中には「自民党の政治に生活を壊された。白川さんに変えてほしい」と語る声もあり、草の根からの期待が確実に広がっている。