2025-05-18 コメント投稿する ▼
日本共産党熊本演説会、市田・白川氏が平和と暮らしを訴え 消費税減税とアメリカ依存の政治を批判
熊本で共産党が平和と暮らしを訴える演説会開催
日本共産党熊本県委員会は5月18日、熊本市で演説会を開き、市田忠義副委員長と白川よう子参院比例予定候補が登壇した。平和と暮らしを守ることをテーマに、参加者に向けた力強いメッセージが発信された。
大軍拡の実態と平和の願い
白川候補は、西日本で進行する軍備拡張の現状を指摘し、「この国の平和と私たちの暮らしを守りたい。その思いを日本共産党に託してください」と力を込めて訴えた。演説会には、平和を求める市民団体「平和を求め軍拡を許さない女たちの会・熊本」の海北由希子さんも登壇し、「私たち一人ひとりが声を上げることが大切です」と連帯を呼びかけた。
また、長崎で被爆した経験を持つ工藤武子さんもスピーチし、「戦争や核兵器によらず、平和を築く道を進むべきだ」と語りかけ、会場は感銘を受けた。
消費税減税を訴え 公平な財源確保を提案
物価高が家計を圧迫する中、市田副委員長は消費税減税の必要性を強調。「食料品を0%にするだけでは年6万円程度の減税効果しかないが、全品目を一律5%に下げれば、1世帯あたり年12万円の負担軽減が実現する」と説明した。また、国債を財源とする他党の案は借金を膨らませる危険性があると指摘し、「大企業や富裕層への優遇を見直し、持続可能な財源を確保することが必要だ」と訴えた。
アメリカ依存の政治を批判 自主独立の日本を目指す
市田副委員長は、アメリカからの圧力に屈し、軍事拡大や農産物の自由化を進める自民党政権の姿勢を厳しく批判。「アメリカ言いなりの政治をこのまま続けてよいのか。私たちの未来を守るため、白川さんをはじめとする比例代表5人を国会に送り出してほしい」と呼びかけた。
地域に寄り添う姿勢 水俣・芦北でも意見交換
市田副委員長は前日、熊本県の水俣市と芦北町でも演説会に参加。地域住民から寄せられた「教員不足や不登校児童への対応」「人口減少問題」などの悩みを聞き、共産党としての政策提案を丁寧に説明した。演説後には1人が新たに入党を決意し、共産党の活動が地域に浸透していることがうかがえる。
* 日本共産党が熊本市で演説会を開催。市田忠義副委員長と白川よう子候補が登壇し、平和と暮らしを守る訴え。
* 白川候補は軍事拡大に反対し、市民に共産党への支持を呼びかけた。
* 市田副委員長は消費税減税の具体案を示し、大企業優遇の是正を訴えた。
* アメリカ依存の政治から脱却し、自主独立の日本を目指すべきと強調。
* 水俣・芦北でも住民の声に耳を傾け、地域密着の活動を展開。
日本共産党は、平和と暮らしを守ることを掲げ、地域に寄り添った活動を続けている。