福田紀彦市長がネット上のヘイト対策で国に要望 川崎市の先進条例をもとに9都県市代表して訴え

0 件のGood
1 件のBad

福田紀彦市長がネット上のヘイト対策で国に要望 川崎市の先進条例をもとに9都県市代表して訴え

「地方の限界、国が動くべき」福田市長が強く訴え


インターネット上のヘイトスピーチの深刻化を受け、川崎市の福田紀彦市長は6月5日、首都圏9都県市の首脳を代表して法務省を訪れ、鈴木馨祐法務大臣に対し「法改正や制度整備を含む、国としての抜本的な対応」を求める要望書を提出した。

福田市長は記者団に対し、「市民の尊厳を守るには、地方自治体だけでは限界がある。明確な定義と国の関与が不可欠だ」と強調。特にネット上の差別的投稿は匿名性に守られており、地方の条例や警告では対応しきれないと、現場の実情を訴えた。

川崎市は全国初の刑事罰条例を施行


川崎市は2020年、全国に先駆けてヘイトスピーチに刑事罰を科す条例を施行。公共の場での差別的言動に対して罰則を設けるなど、独自に差別抑止の制度を構築してきた。その先進事例をもとに、福田市長は国に対して「地方に頼るだけではなく、国が積極的にルール作りに関与すべきだ」と説いた。

要望書では、現行のヘイトスピーチ対処法が抑止力に乏しく、何が違法な差別表現に該当するのかが曖昧であると指摘。市民や自治体職員への啓発が進まず、結果として放置されているケースもあるとした。

「表現の自由」の名を借りた差別の拡散に警鐘


福田市長は、「表現の自由は当然大事だが、それを口実に特定の人々を傷つける行為は放置できない」と述べ、今こそ国が明確な線引きを行い、対策を主導する時だと呼びかけた。

同市長によると、5月には総務省にも同様の要請を行っており、「行政の垣根を越えた、包括的かつ実効性ある政策が急務だ」と語った。

ネット上の反応


「福田市長の動きは全国の自治体の希望だと思う」
「川崎の条例は素晴らしい。今度は国が本気になる番」
「福田さんがこういう場で先頭に立ってるのが心強い」
「ヘイトスピーチを“表現の自由”だとするのはもう限界」
「市民の安全のために、自治体のリーダーが声を上げるのは本当に大事」



* 川崎市・福田紀彦市長が法務省にヘイトスピーチ対策の要望書を提出
* 首都圏9都県市の首脳を代表し、「国による明確な定義と制度整備」を要求
* 川崎市は2020年に全国初の刑事罰付き条例を施行済み
* 「表現の自由」の名のもとに広がる差別への警鐘と、国主導の対策を訴える
* 総務省にも要望済みで、法務・総務両省に対応を要請

コメント投稿する

2025-06-06 11:23:07(植村)

0 件のGood
1 件のBad

この福田紀彦の活動・報道内容を評価しますか?

コメント投稿

コメントを投稿することができます。管理者の確認後公開されます。誹謗中傷・公序良俗に反する投稿は削除されます。

※サイト運営スタッフにより内容が確認後公開されます。24時間以内に確認されます。

関連する活動報告

人気のある活動報告

オススメ書籍

思想の英雄たち

思想の英雄たち

今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る

今さら聞けない! 政治のキホンが2時間で全部頭に入る

リベラルという病

リベラルという病

新訂版】図解国会の楽しい見方

新訂版】図解国会の楽しい見方

福田紀彦

新着記事

検索

政治家の名前検索、公約の検索が行えます。

ランキング

政治家や公約の各種ランキングを見ることができます。

ランダム評価

公約・政策がランダム表示され評価することができます。

選挙情報

今からの選挙・過去の選挙結果などが確認できます。

アンケート

当サイトで行っているアンケート・投票にご協力ください。

「先生の通信簿」は、議員や首長など政治家の公約・政策を「みんなで」まとめるサイトです。また、公約・政策に対しては、進捗度・達成度などを含めたご意見・評価を投稿することができます。

政治家や議員の方は、公約・政策を登録し有権者にアピールすることができます。また、日頃の活動報告も登録することができます。

選挙の際に各政治家の公約達成度や実行力など参考になれば幸いです。

※この情報は当サイトのユーザーによって書き込まれた内容になります。正確で詳しい情報は各政治家・政党のサイトなどでご確認ください。

X (Twitter)

標準偏差:20.37