2025-05-25 コメント投稿する ▼
消費税5%と年金底上げを提言 はたやま和也氏が仙台で生活密着の政策訴え
国民年金の底上げを訴え 仙台で“暮らし守る政治”めざし対話集会
国民年金の支給水準の引き上げと物価高対策を訴え、日本共産党のはたやま和也参院比例予定候補を囲む集会が5月25日、仙台市の泉区・宮城野区・若林区で開かれた。会場には地域の有権者や支援者が集まり、生活に直結する社会保障や税制、農業政策など幅広いテーマで率直な意見交換が行われた。
生活の不安に率直な疑問続出
泉区での集会には80人以上が参加。冒頭にはふるくぼ和子仙台市議が地域の課題について語りかけ、応援メッセージとして紙智子参院議員のビデオも紹介された。
はたやま氏は、石巻市出身で地元・宮城教育大学で学んだ自身の経歴に触れつつ、「ふるさと宮城の暮らしを守りたい」と思いを語った。会場からは「消費税を下げて社会保障は持つの?」「なぜコメの値段が下がらないのか」など、切実な疑問が次々と飛び出した。
それに対し、はたやま氏は「大企業優遇の税制を正せば、消費税を5%にしても財源は確保できる」と説明。また、「コメが高いのは市場の自由放任が原因。農家を守る価格保障をし、増産への転換が必要だ」と語った。
年金制度改革で安心を
はたやま氏が特に強調したのが、年金制度の立て直しだ。現在の「マクロ経済スライド」により年金額が目減りする仕組みを廃止し、物価や賃金の上昇に応じた給付水準を確保すべきだと主張。さらに、国民年金については、年金積立金の適切な活用によって底上げを実現する方針を明らかにした。
「年金は老後の命綱。これ以上の切り下げは許されない。長く働いても報われない現状を変えたい」との言葉に、参加者からは深い共感の声が上がった。
草の根の声を政策に反映
会場では、参加者が10グループに分かれて話し合いを実施。出された質問は20項目近くにのぼり、どれも身近で現実的な悩みばかりだった。はたやま氏はひとつひとつに丁寧に答え、「市民の声を聞いて、政策に活かしていくのが私たちの政治の姿勢です」と語った。
集会の最後には「こういう候補を国会に送るべき」「ぜひ一票を託したい」といった声が広がり、今後の運動への弾みとなった。
* 宮城県仙台市で、日本共産党がはたやま和也氏を迎えて市民との対話集会を実施
* 年金制度の見直し、消費税減税、農業政策など具体的提案を説明
* 「消費税は5%へ」「年金は減らさず底上げを」「農業には価格保障を」と主張
* 参加者からも生活に密着した20近い質問が寄せられ、熱気ある議論に