2025-01-14 コメント投稿する ▼
厚生年金は一時減額に
厚生年金の一時減額
年金改革案では、厚生年金の受給額が一時的に月額7,000円減少する見込みです。立憲民主党の石垣のり子参院議員は、2024年12月の参院予算委員会で「年金が月7,000円減る。国が補填すべきだ」と訴えました。これに対し、福岡資麿厚生労働大臣は「丁寧に検討していきたい」と答弁しています。この発言に対しても議論が巻き起こっており、年金改革が一層難航する可能性が指摘されています。
基礎年金の底上げ案
同法案では、基礎年金の底上げも提案されています。しかし、厚生年金の減額と基礎年金の増額が同時に行われることで、特にサラリーマン層からは不満の声が上がっています。一部のブログでは、「なぜサラリーマンの厚生年金を基礎年金底上げに使うのか」との批判が見られます。
国会での議論と調整の必要性
年金改革法案は、少数与党の石破茂政権下で成立を目指しています。そのため、野党との調整が不可欠であり、賛否が割れやすい論点となっています。特に、厚生年金の減額と基礎年金の増額に関する議論は、今後の国会での重要な焦点となるでしょう。
2025年通常国会に提出予定の年金改革法案は、厚生年金の一時減額と基礎年金の底上げを含んでおり、国会での大きな論点となっています。福岡厚労相の発言も含め、サラリーマン層からの不満や、少数与党と野党との調整が求められる状況です。今後の議論と調整が注目されます。