2025-05-17 コメント投稿する ▼
多子世帯の大学無償化を拡充へ 公明党・安江議員が街頭演説で強調、教育支援策のさらなる充実を目指す
奨学金拡充に熱弁 公明・安江氏が街頭演説
公明党の安江のぶお参院議員(愛知選挙区)は17日、名古屋市で党愛知県本部女性局が主催した街頭演説会に参加し、教育支援策のさらなる拡充を強調した。子育て世帯への負担軽減を目指し、大学授業料の無償化や給付型奨学金の拡充に向けた取り組みをアピールし、市民に訴えた。
所得制限撤廃 多子世帯を支援
安江氏は、2025年4月から開始された多子世帯(子ども3人以上を扶養する世帯)への高等教育無償化制度を紹介。この制度は、所得制限が撤廃され、国公立大学や私立大学の授業料・入学金が無償化の対象となり、多くの家庭が経済的支援を受けられるようになるという。
「子どもが多い家庭ほど教育費の負担は大きい。今回の制度拡充は、多くの家庭にとって大きな助けになる」と安江氏は強調。子育て支援の充実が、将来の日本を支える人材育成につながると訴えた。
低所得世帯への支援も拡充
さらに、安江氏は中低所得世帯に対する支援も説明。年収約270万円以下の家庭には、授業料減免や給付型奨学金が提供され、大学進学への経済的負担を軽減できる仕組みが整えられている。これにより、多くの学生が学びを諦めずに進学できる環境が整いつつある。
「すべての子どもたちが平等に教育を受けられる社会を目指し、さらに取り組みを進めていく」と安江氏は力を込めた。
高校授業料も無償化へ
安江氏はまた、高校授業料の無償化拡大についても触れた。2026年度からは、私立高校の授業料に対する支援金上限が引き上げられ、所得制限も撤廃される。これにより、私立高校へ進学を希望する学生たちも経済的な支援を受けやすくなる。
「子どもたちの未来を支えるために、どんな環境であっても学びの機会を保障する。それが公明党の目指す社会です」と安江氏は演説を締めくくった。