2025-05-19 コメント投稿する ▼
日独外相が国際安全保障で連携確認 ロシア・北朝鮮対応強化、G7で経済安全保障も協力へ
日独外相、国際安全保障で連携確認
日本の岩屋毅外相は19日、ドイツの新任外相ヨハン・ヴァーデフール氏と初めて電話会談を行った。両外相は、ロシアのウクライナ侵略や北朝鮮の核・ミサイル問題などをめぐり意見交換し、連携して対応していく方針で一致した。
岩屋外相はヴァーデフール外相の就任を祝福し、ドイツとの関係強化に期待を示した。一方、ヴァーデフール外相も日本をインド太平洋地域の重要なパートナーと位置づけ、協力関係をさらに深めたいとの意欲を示した。
欧州とインド太平洋、安全保障での協力強化
両外相は「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は切り離せない」という認識を共有し、外務・防衛閣僚会合(2プラス2)を通じた外交・安全保障分野での協力強化を確認した。また、経済安全保障の分野でも、G7での協力をはじめとして、日独間での連携を深める意向を示した。
ウクライナ侵略と北朝鮮問題
会談では、ロシアによるウクライナ侵略に対する対応が議論され、両外相は引き続き圧力を強化し、国際的な法の支配を維持することの重要性を強調した。特に北朝鮮の核・ミサイル開発や拉致問題についても意見交換が行われ、両国が国際社会と連携して対応していく方針を確認した。
岩屋外相は、北朝鮮がロシアに兵士を派遣しているとの情報について「深刻な懸念を持っている」と述べ、国際的な連携の必要性を強調。また、ヴァーデフール外相も「民主主義と法の支配を守るため、連携が不可欠」と応じた。
経済安全保障とG7での協力
両外相は経済安全保障分野でも連携強化に意欲を示し、G7を含む多国間の枠組みでの協力を確認。特にサプライチェーンの強化や経済的な圧力に対抗するための枠組み作りを進めていくことで合意した。
ネットユーザーの反応
この会談について、ネット上では様々な意見が寄せられている。
「日独の連携は頼もしい。国際社会での存在感を高めてほしい」
「北朝鮮問題は早急に対応すべき。しっかりした方針を示して」
「経済安全保障も重要。サプライチェーンの強化を期待」
「G7での協力を具体化していくべき」
「欧州とインド太平洋の安全保障連携は大事。もっと強化してほしい」
日独両国の連携強化は、国際社会における平和と安定を守るための重要な一歩となりそうだ。今後、具体的な協力がどのように進むかに注目が集まる。