2025-05-25 コメント投稿する ▼
「尼崎から暮らしを変える」山下よしき氏が訴え 子育て支援と減税を掲げ市議選・参院選へ全力
暮らしの土台から変える政治を尼崎から
兵庫県尼崎市で5月25日、日本共産党副委員長の山下よしき参院議員(比例予定候補)がJR尼崎駅前に立ち、「今こそ暮らしを変えるときだ」と熱を込めて訴えた。6月に予定されている市議会議員選挙(6月8日告示・15日投票)と、今後の参院選勝利をめざす動きの一環である。
山下氏の演説には、参院兵庫選挙区予定候補の金田峰生氏や、尼崎市議選に立候補を予定している松沢ちづる氏、川崎としみ氏、山本なおひろ氏(いずれも現職)、元市議のこむら潤氏、新人のシバタ稔氏、ばんどうまさえ氏の6人がそろって参加。市民生活に直結する課題について一つひとつ丁寧に語りかけた。
責任ある財源論で消費税減税を主張
山下氏が特に力を入れたのは、消費税減税の必要性だ。国政でも議論が活発になる中、「一時的なばらまきや無計画な国債発行では持続可能な政治にはならない」と釘を刺した。その上で、「本当に負担すべき層、つまり大企業や富裕層への行きすぎた優遇を見直せば、安定した財源は確保できる」として、共産党の財政提案の信頼性を強調した。
尼崎の政策成果とさらなる挑戦
市議選では、現有4議席から6議席への躍進を目指している。山下氏は、これまでの市議団の実績として「18歳までの医療費助成」や「中学校での給食制度」を挙げ、「市民の声を行政に反映させる力がここにある」と語った。
さらに、子育て支援の充実を掲げ、「給食費・医療費・保育料の3つをゼロにする政策や、国民健康保険や介護保険料の軽減も可能」と訴えた。財源については「尼崎は中核市の中でも財政的に余裕があり、実現は決して夢物語ではない」と説得力のある説明を展開した。
市民の声と信頼の広がり
演説の後に開かれた懇談会では、2人の市民が共産党への入党を表明。中には「これまでの請願活動において、現場の声をきちんと取り上げてくれたのは共産党だけだった」と話す保育園園長の女性もおり、市民からの信頼が着実に広がっている様子がうかがえた。
ネットの反応:共感と期待の声多数
SNSでも山下氏の訴えは注目を集めており、多くの市民から共感の声が上がっている。
「山下さんの発言はいつも筋が通ってる。今の政治に足りないのはこういう冷静な提案。」
「給食費も医療費も無料に?本当にできるの?と思ったけど、ちゃんと財源の話もしてるから信じられる。」
「国債に頼らずに減税?現実的な話をしてるのは共産党くらいじゃないか?」
「市民の声を聞く姿勢に安心する。子育て世代として応援したい。」
「久々に政治の話で前向きな気持ちになった。今度の選挙は行きます。」
地域から国へ、政策転換の起点に
山下氏の演説には「地域から政治を変える」という強い決意がにじんでいた。市議会選での共産党の前進は、市民の暮らしに直結する政策を推進する鍵となる。参院選と市議選を通じて、尼崎を出発点に「現場の声が届く政治」への転換が実現するのか、今後の展開に注目が集まる。