2025-05-18 コメント投稿する ▼
和歌山で山下副委員長が共産党への入党呼びかけ 軍事費批判と消費税減税を訴え
和歌山で山下副委員長が日本共産党への入党を訴え
日本共産党和歌山県委員会は18日、山下芳生副委員長(参議院議員・比例代表予定候補)を招き、「願いがかなう政治へ 和歌山ミーティング」を和歌山市とオンライン会場で開催した。集会では、山下氏が地域の声を受け止め、共産党への入党を呼びかけた。
生活の厳しさを共有し、政府の予算配分を批判
山下氏は、若者や看護師、学校関係者、特別支援学校の保護者、農家など、多様な立場の人々が抱える生活の苦しさに触れ、「軍事費ばかりが増えて、暮らしのための予算は削られている」と指摘。特に特別支援学校に設置基準がなかった問題を取り上げ、国会で取り上げた結果、基準を設けることが実現したことを紹介した。
消費税減税を主張、財源は大企業優遇の見直し
また、消費税減税については、大企業や富裕層への優遇税制を見直すことで財源を確保する日本共産党の提案を紹介。「大企業からお金をもらわない日本共産党だからこそ、こうした主張ができる」と強調し、他の政党との差別化をアピールした。
和歌山知事選へ決意表明、参加者からも共感
和歌山県知事選(6月1日投票)に立候補している松坂みち子氏(共産党公認)もこの場で決意表明し、地域住民への支援強化を訴えた。山下氏の呼びかけに応え、会場では2人が入党を表明し、参加者の中にも共産党の主張に共感を示す声が聞かれた。
山下芳生副委員長の歩みと共産党の姿勢
山下芳生氏は1960年香川県生まれ。鳥取大学農学部を卒業後、大阪で労働運動に関わり、1995年に参議院議員に初当選。以降、労働者の権利保護、教育問題、環境保護など幅広い分野で活動し、現場の声を国政に届けることを重視している。
また、日本共産党は軍事費削減、社会保障充実、消費税減税、教育の無償化を掲げており、特に地域住民の生活向上に力を入れている。山下氏は「日本共産党は誰一人困ったままにしない、支える政党だ」と述べ、党への理解と支持を訴えた。
* 日本共産党和歌山県委員会で山下芳生副委員長が入党を呼びかけ。
* 軍事費の増加に対し、生活予算の削減を批判。
* 消費税減税は大企業優遇税制の見直しで財源確保と説明。
* 和歌山知事選の松坂みち子候補が決意表明。
* 山下氏の呼びかけに応じて2人が入党を表明。
* 山下氏は現場重視の政治姿勢を貫いている。
このミーティングは、日本共産党の現場での取り組みと、その政策への理解を広げる一環として行われ、参加者の共感を集めた。