2025-05-22 コメント投稿する ▼
東京都議選 世田谷区たかく則男氏が再選へ決意 賃上げ・福祉政策に実績と信念
暮らしに寄り添う政治を貫く姿勢
東京都世田谷区選出の現職都議、たかく則男氏(公明党)が掲げる政策は、「誰も置き去りにしない社会」の実現に根差している。62歳、創価大学を卒業後、銀行勤務を経て政治の道に入った。現職の都議として1期、世田谷区議を4期務めた経歴を持ち、都議会では党の副政調会長として政策立案にも携わっている。
中小企業と働く人の味方に
たかく氏が政治を志した原点は、銀行員時代の金融危機にあった。多くの中小企業が倒産し、真面目に働く人が報われない社会の現実を目の当たりにした経験が、社会を変えたいという思いに火をつけた。現在は、物価高に苦しむ中小企業を支援し、従業員の賃上げを実現することを目指す。都の中小企業支援策を活用しながら、社会保険料の軽減や資金繰り支援の拡充など、賃上げに向けた具体策の充実を訴えている。
介護の現場から得た実感を政策に
たかく氏の福祉への取り組みは、要介護5の義母を自宅で介護した経験が出発点だ。行政の支援が行き届かない現場で苦労した日々が、「誰も見捨てない」政治を支える原動力となった。医療的ケアが必要な子どもたちへの支援や、認知症高齢者が地域で安心して暮らせる環境づくりを推進。こうした福祉政策は、机上の理屈ではなく、当事者の視点に立った取り組みとして高く評価されている。
全世代の暮らしを守るために
たかく氏は、教育や高齢者支援にも力を注ぐ。私立や都立高校の授業料を実質的に無償化したことに加え、高齢者向けの交通支援制度「シルバーパス」の年間負担額を大幅に引き下げることにも成功した。また、防犯対策として住宅へのセキュリティ機器導入への補助制度も実現させ、地域の安全にも貢献している。
都民の命と安心を守る先頭に立つ
新型コロナウイルスの感染拡大時には、区の福祉保健委員長としてPCR検査体制の整備や、保健所の人員確保に奔走した。こうした迅速な対応は、区民の信頼を得る結果につながった。さらに、行財政改革にも取り組み、公共施設の自販機設置に関する入札制度の導入などで大幅な財源の確保に成功。こうした改革姿勢も高く評価されている。
これからも暮らしの最前線で
政治家としての経験と実績、そして何よりも生活者の視点に立った姿勢が、たかく氏の強みだ。「声なき声に耳を傾ける政治」を貫き、引き続き世田谷区から都政を動かす決意を固めている。