2025-05-14 コメント投稿する ▼
小1の壁解消へ、豊島区が新たな支援制度導入—谷きみよ氏の行動で実現した見守り事業
小1の壁、現場から政策実現へ
東京都豊島区で、働く保護者が直面する「小1の壁」問題に対し、区が新たな取り組みを開始した。朝夕の児童見守り事業が全区立小学校で導入され、子どもの安全確保と保護者の負担軽減が図られている。
谷きみよ氏、現場の声を政策に反映
この取り組みを実現させたのは、公明党の谷きみよ氏だ。谷氏は、昨年の夏、登校時間前に校門前で一人待つ小学生の姿を目にし、保護者が朝の時間帯に子どもの居場所を確保できず困っている現状に気づいた。その後、区議団と連携し、区へ対策を要望。結果として、今年から「おはようクラス」と「おかえりサポート」という新たな見守り事業がスタートした。
子どもを守る「おはようクラス」と「おかえりサポート」
* おはようクラス:平日朝7時45分から登校時間まで、学校用務員が児童を見守る。保護者の仕事への出発時間と子どもの登校時間のズレを埋めるための仕組みだ。
* おかえりサポート:平日16時から18時まで、地域のシルバー人材が子どもを安全な場所まで見送る。これにより、放課後の安全も確保される。
地域と連携し、子育て支援を強化
この事業は地域社会との連携によって実現され、保護者だけでなく、地域全体で子どもを見守る体制が整えられた。谷氏は「一人の声を無駄にせず、現場の声を政策に反映させることが大切」と強調している。
今後も地域に根ざした取り組みを進め、すべての世代が安心して暮らせる豊島区を目指すとしている。