2025-04-13 コメント投稿する ▼
自民党が補正予算編成を明言 物価高対策で赤字国債なしの方針、今国会成立目指す
森山幹事長は鹿児島県指宿市での講演や記者団の質問に対し、「現金給付は過去に何回か実施したが、消費に回っていないとの意見もある。いろんなやり方を考えなければならない」と述べ、現金給付以外の対策を検討する考えを示した。また、「いずれにしても補正で対応しなければならない。赤字国債を出さない範囲内でやらせてもらいたい。税収見込みも少し明るいので、総合的に判断する」と説明した。
消費税減税については、「社会保障のどこをなくし、どこで財源をつくるのかという話が一体でなければ、おかしなことになってしまう」と述べ、慎重な姿勢を改めて強調した。
- 自民党の森山裕幹事長が2025年度補正予算案の編成を明言。
- 物価高騰を受けた経済対策として、赤字国債を発行しない範囲での対応を目指す。
- 今国会中の補正予算成立を目指し、石破茂首相も週内に編成を指示する方向で調整中。
- 現金給付については、過去の実施例を踏まえ、消費に回っていないとの意見もあることから、他の手法を検討する考えを示す。
- 消費税減税については、社会保障制度との一体的な議論が必要とし、慎重な姿勢を維持。
政府・与党は、物価高騰による国民生活への影響を緩和するため、迅速な経済対策の実施が求められている。補正予算の具体的な内容や規模については、今後の政府内での議論や国会審議を通じて明らかになる見通しだ。