2025-05-20 コメント投稿する ▼
河村たかし氏、側近の田中克和氏を参院愛知選挙区に擁立 保守票の行方に注目集まる
河村たかし氏が側近を参院選に擁立へ 日本保守党が愛知で攻勢
日本保守党の河村たかし共同代表は、来たる参議院選挙に向け、愛知選挙区(改選数4)に自身の公設秘書である田中克和氏(41)を擁立する意向を明らかにした。20日、名古屋市内で記者団の質問に応じたもので、地元に強い影響力を持つ河村氏の動きに注目が集まっている。
元「市長特別秘書」から国政挑戦へ
田中氏は愛知県一宮市出身。長年、名古屋市長を務めた河村氏の側近として活動し、かつては「市長特別秘書」という立場で市政の中枢に携わってきた。昨年は衆院選の愛知5区から日本保守党の公認候補として立候補したが、惜しくも議席には届かなかった。
今回の参院選では、その経験を糧に国政に再挑戦する構えだ。河村氏は「市民目線を持つまっすぐな人物。今の政治に必要なのは、彼のような地に足のついた感覚だ」と語った。
愛知選挙区、激戦の構図に変化
愛知選挙区では、すでに自民、立憲民主、公明の現職3人に加え、複数の新人が立候補を表明しており、熾烈な争いが予想される。そこに新たに田中氏が加わることで、構図が一段と複雑になりそうだ。
日本保守党は、昨年の衆院選で3議席を確保し、政党要件を満たした新興勢力。特に保守系有権者の受け皿として支持を広げており、今回の選挙でも地方の支持基盤を武器に存在感を示そうとしている。
地方発の政治運動を国政へ
河村氏は、名古屋を拠点とする地域政党「減税日本」の創設者としても知られ、徹底した行財政改革や減税路線を掲げてきた。今回の擁立には、こうした地方発の政治運動を国政へ押し上げる狙いがある。
「中央の論理ではなく、地方の声を国政に届けたい」という思いを背景に、田中氏は今後、街頭演説などを通じて政策を訴える方針だ。
ネットの声:期待と疑問が交錯
SNS上では、田中氏の擁立を巡ってさまざまな反応が寄せられている。
「河村さんの右腕なら、政治改革に本気で取り組んでくれそう」
「この人、前回も出てたけど覚えてないな…今回はインパクトある公約出してほしい」
「現職ばかりじゃ面白くないし、こういう新人が出てくるのは良いこと」
「河村市長とズブズブってイメージがある。独立性はあるの?」
「減税日本の路線を国政に持ち込むなら支持したい」
* 日本保守党は、愛知選挙区で田中克和氏を擁立する方針を発表。
* 田中氏は元「市長特別秘書」であり、河村氏の信頼厚い側近。
* 現職3人+複数新人の激戦区に、保守党の新人が挑む形に。
* 地方発の政治運動を国政に押し上げようとする戦略がにじむ。