2025-03-08 コメント投稿する ▼
橋下徹氏「斎藤知事の民意は邪道」 百条委員会の結論を踏まえ県議会に不信任決議を提言
橋下徹氏、斎藤知事の対応を批判
橋下氏は、斎藤知事が内部告発者の告発内容を「事実無根」と否定し、告発者の特定と処分に動いたことについて、「最初の段階で告発として扱わずに、告発者を探しにいって、処分をしにいって、斎藤さんはその処分が正当だというんだけど。そういうことを一切せずに、第三者に任せて、反省すれば何にも問題はなかった。権力者として、失格です」と厳しく批判した。
「邪道な民意」と出直し選挙を指摘
さらに、橋下氏は2024年11月に実施された兵庫県知事選について、「斎藤さんの支持者は民意を得たというんだけれども、この民意は邪道で、地方自治法の王道で得た民意ではない」と述べ、本来であれば県議会を解散し、議会の構成を刷新すべきだったと指摘した。
今後の県政運営に関する提言
番組内では、今後の兵庫県政のシナリオとして、現状維持、県議会による辞職要求・勧告、不信任決議の提出、知事自らの辞職の3つが提示された。これに対し、橋下氏は「僕は兵庫県議会は不信任を出し続けるべきだと思う。斎藤さんが辞めるか議会解散をやって、不信任、議会解散、選挙、これはお金がかかったとしても民主主義のコストとしてやるべき」と述べ、議会と知事の関係性の再構築を訴えた。
岸博幸氏、百条委員会の結果に敬意を表すべきと指摘
同番組に出演した元経産省官僚で慶応義塾大学大学院教授の岸博幸氏は、百条委員会の結果を踏まえずに知事選が行われたことを指摘し、「ただ百条委員会は法律に定められた非常にフォーマルな委員会。そこが結果を出したわけですので、それに対しては敬意を表した表現で答えてほしかった。こういう官僚答弁で済ますのはどうなのか」と疑問を呈した。