2025-02-26 コメント投稿する ▼
【橋下徹氏、兵庫県政の混乱を批判】斎藤元彦知事に責任を追及、維新県議の情報漏洩問題にも言及
■斎藤元彦知事への責任追及
橋下氏は、兵庫県議会の調査特別委員会(百条委)がまとめた調査報告書に言及し、斎藤知事のパワハラ疑惑が「おおむね事実」とされたことを指摘。これにより、斎藤氏がこれまで「告発はうそ八百だ」と主張していた立場が揺らぎ、責任を取るべきだと強調した。
■維新の会所属県議の情報漏洩問題
また、維新の会所属の増山誠県議と岸口実県議が、百条委の非公開情報を外部に漏洩した問題についても言及。増山氏は、百条委の音声データを政治団体「NHKから国民を守る党」の立花孝志氏に渡したとされ、岸口氏は「黒幕情報」を含む文書を立花氏に提供したと報じられている。これらの行為に対し、橋下氏は「ルール違反はルール違反」としつつも、岸口氏の行為がより深刻であると指摘。具体的には、亡くなった竹内英明元県議を誹謗中傷するような真偽不明の文書を立花氏に渡し、その結果、竹内氏に誹謗中傷が集まり自死に至った可能性があると述べた。
■維新の会の処分方針と橋下氏の見解
維新の会は、増山氏を除名、岸口氏を離党勧告とする処分を検討していると報じられている。しかし、橋下氏は処分の重さが逆であると主張し、増山氏の行為が報道の自由に関わる重要な問題であると指摘。一方で、岸口氏の行為が竹内氏の死に直接的な影響を与えた可能性があるとし、その責任の重大さを強調した。
■斎藤知事への具体的な対応提案
橋下氏は、斎藤知事が責任を取る方法として、兵庫県議会で不信任案を提出し、知事が辞任するか、議会を解散して新たな選挙を行うべきだと提案。これにより、兵庫県政の混乱を収束させるべきだと述べた。