2025-02-19 コメント投稿する ▼
橋下徹氏、維新県議の音声データ流出問題を厳しく批判

橋下徹氏、維新県議の音声データ流出問題を厳しく批判
兵庫県議会の日本維新の会に所属する増山誠県議が、非公開の百条委員会の音声データをインターネット番組の出演者である立花孝志氏に渡した問題が発覚した。この行為について、元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏は強く批判し、維新の会としてのルール遵守の精神が完全に欠如していると指摘した。
橋下氏は自身のSNSで、今回の音声流出について言及。過去の事例を引き合いに出し、維新の会の行動に対する厳しい意見を表明した。増山県議は非公開情報を外部に漏らすという明らかなルール違反を犯し、その後謝罪し、委員を辞任する意向を示しているが、橋下氏はこのような行動が維新の精神とどれほどかけ離れているかを強調した。
橋下氏は、「維新の会はルールを守ることが何より大切だと主張してきたが、今回のような行為が続くなら、維新としての信頼は失われてしまう」と厳しく述べた。さらに、以前にも維新の岸口実兵庫県議が故竹内英明元県議を誹謗中傷する怪文書を立花氏に渡した事例を挙げ、「またしても、維新の議員が規範を無視している」と不満を表した。
橋下氏は今回の問題が維新のルール重視の精神から完全に逸脱していることを問題視し、党としての対応を求める声を上げている。このままでは維新の信頼が損なわれる一方で、今後の対応によってその立ち位置が大きく変わる可能性があると警告した。
維新の会はこの問題に関して、事実関係を徹底的に調査し、適切な対応を取る方針を示しているが、橋下氏の指摘が今後の党内でどう受け止められるのか注目される。