2025-07-03 コメント投稿する ▼
安野貴博氏が参院選第一声 ITで政治とカネの闇に切り込む「チームみらい」の挑戦
「政治とカネ」に終止符を打てるか チームみらい・安野党首がIT活用で参院選第一声
渋谷から発信「まっとうな政治を取り戻す」
参議院選挙が公示された7月3日、政治団体「チームみらい」の安野貴博党首が東京都渋谷区・JR渋谷駅前で第一声を上げた。駅前スクランブル交差点に立った安野氏は、開口一番「日本をどうやって成長させるかが議論されなければ、私たちの不安は消えない」と訴え、現状の政治がビジョンなき混迷に陥っていると強く批判した。
今回の選挙でチームみらいが掲げるのは、「IT技術を最大限活用して、政治の透明性と成長戦略を両立させる」という革新的なビジョンだ。安野氏は、政党の銀行口座やクレジットカードの利用履歴などをリアルタイムで開示するシステムの導入を明言。政治資金の流れをオープンにすることで、長年国民の不信を招いてきた「政治とカネ」の問題に終止符を打つ考えだ。
「この国に“本気で透明性”を言ってる人がいたなんて」
「政治資金をリアルタイム公開?むしろなぜ今まで無かった?」
「若い感性と技術力、やっと政治の世界に来たか」
「分断じゃなくて“中身で勝負”って姿勢が好感持てる」
「渋谷にIT×政治の風が吹いてる感じ」
オープンソースで他党も巻き込む仕組みに
単なる選挙向けの公約に終わらせないために、安野氏は導入予定の公開システムを「オープンソース化」すると明言した。これは、開発されたシステムを誰でも使えるようにすることで、他の政党や地方議会にも応用を広げることが可能になる。
「与党も野党も関係ない。政治に関わるすべての組織が、国民にお金の使い道を見せられるようにするべきだ」と安野氏。口先だけの「説明責任」から脱し、仕組みで信頼を取り戻す構想は、透明性に乏しい既存政党への痛烈な挑戦状でもある。
「政治の不信は“仕組み”で断ち切るって、正論すぎる」
「派閥だ、パーティー券だ、裏金だ…の時代にこれは革命」
「野党も与党もこの仕組みに乗らなかったらもう言い訳できない」
「オープンソースにするって発想が完全に技術者視点で信頼できる」
「国会がアナログ過ぎて嫌気さしてたから応援したくなった」
若さと当事者意識で政治の空気を変える
チームみらいは候補者の“若さ”と“実務力”を前面に出す。30代を中心とする候補者には、ITエンジニアや起業家、大学教授などが名を連ね、選挙経験ではなく、社会での実績を軸に掲げる。
安野氏は「50年後のことも自分ごととして考えられる世代こそ、今から政治に入っていくべきだ」と述べ、未来志向の政策を構築していく姿勢を強調した。かつて東京都知事選に出馬し、政治経験がない中で約15万票を獲得した“実績”も、自らの訴えに説得力を加えている。
「有権者をなめるな」言葉でなく中身で勝負
第一声では、「分断を煽らない選挙」を強く打ち出した。ネットや街頭で過激な言動が注目されがちな近年の選挙スタイルに対し、「中身を見て選ぶ力を、有権者は持っている。有権者をなめるなと言いたい」と力を込めた。
政治家同士の口喧嘩や揚げ足取りが続く中で、淡々と政策で勝負する姿勢は、ある意味で選挙戦へのアンチテーゼでもある。政策の中身、技術的根拠、未来への視座を持つ候補者がどれだけ支持を集めるかが、今回の選挙の一つの注目点となる。