2025-03-26 コメント投稿する ▼
【共産党・吉良議員が大学修学支援法改正案を厳しく追及】 「とにかく産め!」と上から目線? 支援打ち切りの不合理性に国会騒然
■ 多子世帯限定の支援拡大に異議
吉良議員は、改正案が「高等教育費により理想の子ども数を持てない状況を払拭するため」とし、授業料の無償化などの支援対象を多子世帯、すなわち3人以上の子どもを持つ世帯に限定している点を指摘。「なぜ3人以上に限定するのか」と疑問を呈し、「とにかく産め!という上から目線ではないか」と批判した。
■ 扶養人数の変動による支援打ち切りの不合理性
さらに、親が扶養する子どもの数が3人以上から2人以下に減少した場合、在学中であっても下の子への支援が打ち切られることについて、「理不尽な線引きであり、直ちにやめるべきではないか」と強調した。
■ 政府の回答と今後の検討
これに対し、阿部文部科学大臣は、3人以上の子どもを扶養する世帯への支援拡大は、教育や子育ての費用負担が特に重いとされる状況を考慮した結果であると説明。また、扶養人数の減少による支援打ち切りについては、財源が限られる中で、負担が集中している期間の世帯を重点的に支援するための措置であり、今後、制度の効果を見定めつつ、さらなる負担軽減や支援拡充について検討していく考えを示した。
- 吉良議員が大学等修学支援法改正案の多子世帯限定の支援拡大と扶養人数による支援打ち切りの不合理性を指摘。
- 政府は、支援対象の絞り込みについて、教育費負担の重さや財源の制約を理由に説明。
- 今後、制度の効果を見定めつつ、支援のあり方について検討を進める方針。