2025-01-15 コメント投稿する ▼
大津綾香氏、立花孝志氏に勝訴!名誉毀損訴訟で裁判所が正当性を認定
訴訟の背景と経緯
党名変更と党首交代: 2023年3月、NHK党は党名を「みんなでつくる党」に変更し、立花氏から大津氏へ党首が交代しました。しかし、会計問題や代表権を巡る対立が発生し、両者は法的な争いに発展しました。
名誉毀損訴訟の発端: 2024年6月、ジャーナリストの石渡智大氏(ちだい氏)がX(旧Twitter)に投稿した内容を大津氏がリポストしたことが、立花氏とNHK党の名誉を毀損したとして訴訟に至りました。
訴訟の詳細
ちだい氏の投稿内容: ちだい氏は、NHK党が掲示したポスターに関し、「反社会的カルト集団『NHKから国民を守る党』の尊師・立花孝志が貼り散らかしている大津綾香党首の顔写真を無断使用しているポスターは、小学校の前に貼られ、子どもたちにも見られている」と投稿しました。大津氏はこの投稿をリポストしました。
原告側の主張: 立花氏とNHK党は、大津氏のリポストにより名誉が毀損されたとし、「反社会的カルト集団」や「尊師」との表現がオウム真理教やその教祖を連想させるとして、名誉毀損を訴えました。
被告側の主張: 大津氏側は、立花氏が過去に行った暴行事件や不適切な発言などの事実を挙げ、NHK党や立花氏に対する「反社会的カルト集団」や「尊師」との表現は正当な意見であると主張しました。
判決の内容
「反社会的カルト集団」の表現について: 裁判所は、「攻撃的ではある」としつつも、立花氏の過去の行為や発言が「反社会的な集団である旨をいう本件意見論評は、その前提としている事実が重要な部分について真実であるということができる」と認定しました。
「尊師」の表現について: 裁判所は、立花氏が自身やNHK党をオウム真理教や麻原彰晃になぞらえる発言をしていたことを踏まえ、「殺人を繰り返す危険な集団である」という主張と解することはできないと判断しました。
今後の展開
大津氏は、立花氏からの度重なる訴訟やつきまとい行為に対して、顧問弁護士を通じて直接交渉拒否の通知やつきまとい拒否を求めるなどの対応を行っています。また、2024年9月には、立花氏によるつきまとい行為で東京都迷惑防止条例違反の被害届を提出し、麹町警察署で取り調べを受けたと報告しています。
今後も両者の間で法的な争いが続く可能性があり、注視が必要です。