2025-03-20 コメント投稿する ▼
岸和田市長選に立花孝志氏が立候補表明 「当選目的ではなく市民への情報提供が主眼」
立花氏の選挙活動に対する考え
立花氏は今回の市長選において、「自らの当選を目的としない」とし、「他の候補者への投票も呼びかけない」と明言しました。これは、選挙戦であくまで市民に情報を提供することが自分の目的だとする立場を示したものです。立花氏は、前市長の永野氏が失職した経緯について、誤解があるとし、その正確な情報を市民に届けることが重要だと考えているようです。
過去の選挙活動との違い
立花氏は、過去に2024年11月の兵庫県知事選で自身の当選を目指さず、斎藤元彦氏を支援する選挙活動を行いました。この際、「2馬力」のような形で選挙運動を行ったため、公平性に疑問を抱かれ、結果的に公職選挙法改正案に「必要な措置を講じる」ことが盛り込まれる事態となりました。しかし、立花氏は今回の市長選では「兵庫県知事選とは違って、永野氏を応援しない」と強調しています。もし自分が応援したとしても逆効果になるとの認識を示しています。
また、現行の法律では「2馬力」の行為は問題ないと考えているようで、選挙活動に関しては特に問題視していない様子です。
安全対策にも言及
立花氏は、東京・霞が関で14日に演説前にナタで切りつけられる事件が発生したことを受け、今後の街頭活動について慎重な姿勢を見せています。自身の安全やスタッフの安全確保のため、今後は街頭での活動を控え、屋内での活動に絞る考えを示しました。この事件を受けて、立花氏は改めて安全対策の重要性を強調しています。
他の立候補者
岸和田市長選には、立花氏のほかに、永野耕平氏と佐野英利氏(45)が立候補を表明しています。永野氏は無所属での立候補を決めたものの、2度にわたる市議会の不信任決議を受けて失職した経緯があります。佐野氏は郵便局長としての経験を持ち、無所属で立候補しています。