2025-05-19 コメント投稿する ▼
「日本駆け込み寺」幹部がコカイン所持で逮捕 都民ファおじま氏「補助金も再点検へ」
支援団体幹部の薬物事件に波紋 都が補助金の再検証へ
東京都新宿・歌舞伎町で活動する若者支援団体「日本駆け込み寺」の事務局長が、コカインを所持していた疑いで現行犯逮捕された。この団体は、家庭内暴力や孤立などに悩む若者たちの相談窓口として、長年にわたり地域の支えとなってきた存在だった。
容疑者は「自分で使う目的だった」と薬物所持を認めており、警視庁は入手経路などについても調査を進めている。
歌舞伎町の「日本駆け込み寺」事務局長が、コカイン所持の容疑で逮捕されました。私もトー横問題に取り組む中でお付き合いのあった団体であり、極めて遺憾です。青少年を守るべき立場で自ら犯罪に手を染めるなど、論外です。都からの補助金支出も、あらためてチェックします。
と投稿したのは、東京都議会「都民ファーストの会」幹事長のおじま紘平議員。自身も“トー横キッズ”と呼ばれる路上生活の若年層支援に取り組んでいた経緯から、この事件には強い憤りを見せている。
揺らぐ支援の信頼性
「日本駆け込み寺」は、支援の行き届かない層を受け止める“最後の砦”とも呼ばれ、行政機関と連携しながら現場で孤立する若者たちに寄り添ってきた。しかし、そうした立場の責任者が薬物犯罪に関与していたことが判明したことで、支援活動そのものへの信頼が揺らいでいる。
都の補助金の妥当性にも関心
おじま議員は、東京都からこの団体へ支出されていた補助金についても「改めてチェックする」と明言。市民の税金が不適切に使用されていた可能性について、再調査を求める声も強まっている。
今後は補助金の交付基準の見直しや、支援団体の内部統制の強化が求められそうだ。
SNSで広がる怒りと疑念
SNS上では、今回の事件に対してさまざまな意見が寄せられている。
「子どもを助ける立場の人間が薬物?信じられない」
「トー横支援そのものに影響が出ないことを祈る」
「補助金ってこんなふうに使われてたの?行政はちゃんとチェックして」
「良い支援をしていた団体だからこそ、信頼の失墜が痛い」
「一人の行為で全体の活動が否定されるのはつらい」
こうした声からも、現場の支援に寄せられていた期待と、それに対する裏切りの大きさがうかがえる。
・若者支援団体「日本駆け込み寺」の幹部がコカイン所持で逮捕
・都民ファ幹事長が補助金支出の妥当性を再調査すると表明
・支援活動の信頼性確保と再発防止が急務