2025-06-02 コメント投稿する ▼
北区都議選2025|公明党・大松あきらが苦戦からの逆転へ挑む!物価高対策や医療実績で勝負
北区都議選2025・公明現職の大松あきら、崖っぷちからの反転狙う
東京都議会議員選挙(北区・定数3)は、終盤に差し掛かり緊張感が一層高まっている。都民ファーストの会の現職が先行し、残る2議席をめぐって共産新人、自民新人、公明党の現職である大松あきら氏が熾烈な争いを繰り広げている。現在、大松氏は支持層の広がりに苦戦しており、4番手という厳しい立ち位置に追い込まれている。だが、これまでの政策実績を前面に押し出し、逆転の突破口を探っている。
物価高対策と医療政策でリード
大松氏は長年の議員活動の中で、住民の生活に直結する施策を積み重ねてきた。特に物価上昇が家計を直撃するなか、水道の基本料金を4カ月間無償化する施策を先導するなど、生活支援の分野で積極的な役割を果たしている。また、陽子線治療という副作用の少ない先端医療を都立病院に導入する構想にも注力。小児がん治療などにも対応できるこの取り組みは、医療福祉分野での評価を高めている。
男性層の支持伸びず、現状4番手
選挙情勢の分析では、大松氏はこれまで女性層やシニア層を中心に票を得てきた一方、男性有権者からの支持が伸び悩んでいる。こうした偏りが現在の苦戦に影響しているとの見方がある。自民党の政党支持率が回復傾向にあることもあり、新人候補に票が流れ、大松氏は一時的に圏外と見られている状況だ。
保守層・無党派層への浸透がカギ
今回の選挙戦で大松氏が勝ち残るためには、既存の支持層に加え、いかにして保守層や無党派層にメッセージを届けられるかが重要になる。政策の「見える化」や、街頭演説・SNSなどを通じた情報発信の強化が求められる。特に都民から直接寄せられた相談への対応実績は4万件を超えており、都民の声を政策に反映する実行力には定評がある。
問われる現場力と突破力
「質問回数都議会No.1」「現場主義で都民の声を政策に反映」など、地道な活動に裏付けられた実績は、他候補にない強みだ。だが、組織票だけでは勝ち切れない情勢の中で、個人の発信力や共感力が一層問われる選挙戦となっている。本人も「今こそ、全ての人脈をフル動員して攻めの姿勢でいく」と語っており、残りの期間でいかに支援の輪を広げられるかが勝負の分かれ目となる。
* 大松あきら氏は公明党の現職で都議会5期目。
* 水道料金の無償化や陽子線治療の推進など、生活に密着した実績が強み。
* 現在は4番手と劣勢だが、男性層・無党派層の取り込みで逆転を狙う。
* 保守層への訴求や情報発信の拡充が今後の焦点。
* 「現場第一」「実行力」を前面に出し、最後まで支持を広げられるかがカギ。