2025-03-25 コメント投稿する ▼
埼玉県大野知事、クルド人男性への感謝状贈呈で誤り訂正と謝罪
■ 感謝状贈呈の経緯
昨年1月、川口市内の解体工事会社が県の基金へ寄付を行ったとして、大野知事は男性に感謝状を手渡した。しかし、問題となったのは、その男性が仮放免の不法滞在者であったこと。さらに今月、同居していた女性への傷害容疑で逮捕されたことが報じられ、事態は注目を浴びた。
■ 議会での誤りと訂正
3月19日の県議会で、無所属の諸井真英議員が感謝状贈呈の是非を問うと、大野知事は「会社の代表者は日本人で、適切だった」と答弁。しかし、実際にはその会社の代表者は日本人ではなく、外国人であったことが後に明らかになった。産経新聞の指摘を受けて、県はその答弁の訂正を決定した。
■ 大野知事の謝罪
3月24日の議会冒頭で、大野知事は発言を求め、「先ほどの答弁で『日本人』と申し上げたが、実際は『クルド人ではない方』という表現が正しい」と訂正し、「誤解を招いたことをお詫びします」と謝罪した。この謝罪は、議会や県民に対する誠意を示すものであり、県の対応に対する信頼回復を目指す意図が感じられる。