2025-03-15 コメント投稿する ▼
社民党、参院選で3議席以上の獲得を目指す
福島党首は、現在の国会状況に言及し、「与党の過半数割れによって、国会の状況が大きく変わった」と語り、特に選択的夫婦別姓や同性婚といった政策の実現が急務だと強調しました。また、生活に直結する問題として、食料品の高騰やインフレ、そして消費税10%の影響を挙げ、「生活の苦しさは増しており、今こそ社民党が必要だ」と訴えました。
政党要件の維持がカギ
福島氏は、参院選が非常に厳しい選挙になると認識しています。「2%以上の得票率がないと、政党要件を失う」と述べ、党の支持を一層広げていく必要性を強調しました。そのため、比例代表で2人以上、選挙区で1人以上、合わせて3人以上の当選を目指すと語り、選挙戦に向けた決意を表明しました。
社民党は現在、党所属の国会議員が3人で、そのうち1人が今年の参院選で改選を迎えます。政党要件を維持するためには、議席数を増やすか、直近の選挙で得票率2%以上を確保する必要があるため、今回の選挙が非常に重要な意味を持っています。
党勢拡大に向けた取り組み
福島党首は、党勢拡大に向けて、今後さらに力を入れていくべき取り組みについても触れました。若者や女性など、幅広い層から新たな候補者を育てるため、政治塾などを強化することを表明しました。また、「1万人サポーター計画」を掲げ、党員やサポーターを増やしていく方針を明確にしました。
これらの取り組みを通じて、社民党は参院選での目標達成と政党要件の維持を目指していくとしています。