2025-06-02 コメント投稿する ▼
品川区都議選2025:伊藤こういち氏、実績を武器に再選へ挑むも苦戦続く
伊藤こういち氏、都議選再選へ崖っぷちの挑戦 品川区で実績を武器に猛追
6月13日(金)に告示される東京都議会議員選挙・品川区(定数4)は、9人が立候補を予定する激戦区となっている。そのなかで注目されるのが、現職の伊藤こういち氏(公明党)だ。これまで品川区の子育て支援や福祉政策に尽力してきた伊藤氏だが、今回は若手新人の急伸や票の分散により、当選圏外の5番手と見られている。厳しい情勢のなか、実績と地道な訴えで支持拡大を目指している。
“子どもの目線”で築いた実績 地域密着型の政治姿勢
伊藤氏の政治信条は「現場から政策をつくる」こと。自身が児童センターに19年勤務してきた経験を生かし、子どもや家庭の視点を政策に反映してきた。とくに注目されたのが、品川区での「中学校制服の無償化」や、災害時に活躍する「トイレトラック」の導入といった施策である。また、支援が必要な人々をさりげなく助ける「ヘルプカード」も東京から全国へと普及させるなど、実効性の高い政策を積み上げてきた。
支持層拡大に苦戦 浮動票・保守層の取り込みが鍵
ただし今回の選挙では、保守層や無党派層への浸透に苦しんでいる。特に30〜40代の若年層を中心に、国民民主党や新興政党「再生の道」などの新人候補が支持を伸ばしており、伊藤氏にとっては「組織票だけでは届かない」構図となっている。加えて、無所属現職や都民ファーストの新人も加わり、票がさらに割れやすくなっているのが現状だ。
選挙戦終盤へ、実績と誠実さで逆転狙う
伊藤氏は現在、街頭活動や地域の会合を通じて、一つ一つ丁寧に有権者の声を拾いながら、自らの実績と政策への信念を伝えている。「防災、子育て、教育の現場で何をしてきたのか、言葉ではなく行動で見せてきた」と本人も語るように、目立たないが地に足のついた取り組みに支えられた政治活動が強みだ。
残された期間でどれだけ浮動票を取り込めるかが、勝敗を左右する決定的なポイントとなる。「実績だけでは選ばれない時代」だという厳しさを正面から受け止めたうえで、伊藤氏は「一票の重み」を訴え続けている。
ネット上の声
「伊藤さん、制服無償化は素晴らしかった。子育て世代として感謝してる」
「実績あるけど、今の選挙はそれだけじゃ勝てないんだろうな」
「ヘルプカード、実際に助けられた人多いと思う。もっと知られるべき」
「新顔が多くて迷うけど、やっぱり地元のことを知ってる人がいい」
「公明だからってだけで判断しないで、中身を見て投票してほしい」
* 伊藤こういち氏は品川区で子育て支援・防災政策を中心に豊富な実績
* 制服無償化、トイレトラック、ヘルプカード普及など具体的な成果あり
* 若手新人の台頭で票が割れ、現在5番手と報道される厳しい情勢
* 保守・無党派層の取り込みが再選へのカギ