2025-05-28 コメント投稿する ▼
葛飾区都議選で注目の和泉なおみ氏 水道無償化や給食改革で都政に実績
都民生活を守る都議会議員・和泉なおみ氏、4期目に挑む
東京都議会議員選挙が迫る中、葛飾区(定数4)では現職の和泉なおみ氏(共産党)が再選を目指して選挙戦に臨む。これまでに生活密着型の政策で実績を築いてきた和泉氏は、「暮らしに寄り添う都政」を掲げ、都民の声を都政に届ける姿勢を貫いてきた。水道料金や学校給食の無償化など、市民に直結する施策が次々と実現してきた背景には、彼女の粘り強い働きかけと、他党との着実な連携がある。
水道料金無償化にも影響力、実現を後押し
今年の夏、小池都知事が発表した水道基本料金の無償化。この政策の裏には、都議会で繰り返し値下げを提案してきた和泉氏の存在があった。彼女は3月の本会議で「10%値下げ」を求める質疑を行い、都の施策転換に影響を与えた一人とされる。こうした成果は、ただの反対ではなく「提案型野党」として政策を練り上げ、具体的に実現まで持ち込む姿勢によって生まれたものである。
粘り強い交渉と共闘の広がりで政策前進
和泉氏は5年間にわたり都議団の幹事長として各党との調整役を担い、賛成が共産党だけだった政策案を、時間をかけて他の政党にも理解を広げてきた。学校給食の無償化はその代表例だ。当初は孤立気味だった提案が、やがて他党にも浸透し、制度化に至った。都庁担当記者が「共産党の提案は数年後に現実になる」と感心を示したように、地道な取り組みが都政を動かしている。
葛飾区は大混戦 「和泉シフト」を打ち破れるか
葛飾区は定数4に対し、有力候補が7人以上立候補を予定しており、票割れ必至の激戦区だ。自民党は候補者を1人に絞り、全力で当選圏を目指す構え。さらに公明党、都民ファースト、立憲民主党、国民民主党、新興勢力の「再生の道」も加わり、混戦は必至。こうした中、和泉氏が再び議席を守るには、これまで以上の支持が不可欠となる。地元の党組織では「今回は3万票を大きく超えなければ勝ちきれない」と危機感を強めている。
地元密着で実績多数、信頼厚い現職
和泉氏の強みは、生活者の視点に立った地元密着の活動だ。堤防の強化、駅のバリアフリー化など、足元の課題を丁寧に拾い上げ、26回にも及ぶ文書質問を通じて実現してきた。都議会では唯一の社会保険労務士として医療・福祉分野にも精通し、神宮外苑再開発や国保問題でも先手を打って追及。共産党以外の都議からも、その的確な論戦力は一目置かれている。
支援の輪も拡大、共闘の力で勝利目指す
今回、和泉氏の支援には新社会党も加わった。区議の一人は「生活相談に寄り添い、声を都政に届ける姿に信頼を寄せている」と話す。感染症拡大や物価高など、暮らしが厳しさを増す中で、「都民のために働く都議」が必要だという機運が高まっている。共闘を重ねた過去の積み重ねが、選挙でも大きな力となる可能性がある。
主な要点
* 和泉なおみ氏(共産党)は都議4期目を目指し葛飾区から立候補
* 水道料金無償化や学校給食無償化など都民の生活支援政策で実績
* 定数4に7人以上が名乗りを上げる激戦区、自民・公明も全力投入
* 地元密着で実現した政策多数、社会保険労務士としての専門性も強み
* 新社会党も支援を表明し「和泉包囲網」を突破できるかが焦点
ネット上の声
「和泉さんの政策提案力は他の議員と比べても群を抜いてる」
「水道料金の無償化、ほんとにありがたい。こういう人を応援したい」
「共産党ってだけで敬遠されがちだけど、この人は本物」
「葛飾区の現場を一番知ってる都議だと思う」
「今回の選挙はマジで悩む。でも実績で選ぶなら和泉さんかな」