2025-05-04 コメント投稿する ▼
八王子市都議選、アオヤギ有希子氏が再選目指す 教育支援と公共交通改善で市民の信頼獲得
八王子市都議選、アオヤギ有希子氏が再選目指し奮闘
東京都議会議員選挙が近づく中、八王子市選挙区(定数5)は激戦区となっている。特に注目を集めるのは、日本共産党の現職アオヤギ有希子氏(46)。市民の生活に密着した政策で支持を集め、2期目を目指している。
教育の現場を支える取り組み
アオヤギ氏は、教育分野で積極的に活動してきた。都立高校入試で導入された「英語スピーキングテスト」の問題点を指摘し、その廃止を求めてきた。教育現場の負担を軽減し、生徒たちが安心して学べる環境づくりを目指している。
また、スクールカウンセラーの雇い止め問題に対しても、アオヤギ氏は一貫して反対を表明。結果として一部の学校ではカウンセラーの増員が実現し、子どもたちの心のケアが強化された。さらに、通学定期代や修学旅行費、制服代の補助制度を訴え、経済的理由で教育を諦めることがない社会の実現を目指している。
公共交通問題にも積極的に取り組む
アオヤギ氏は教育だけでなく、地域の公共交通にも力を入れている。今年4月には「八王子の地域交通 これからを考える」と題したシンポジウムを開催。バス路線の減便や高齢者の移動手段確保といった地域課題に市民と共に向き合った。
シンポジウムで発言した83歳の男性は、「バスが減ると買い物も病院も行けなくなる。シルバーパスの負担も重い。アオヤギさんには引き続き交通問題に取り組んでほしい」と期待を寄せた。
激戦区で再選を目指す
八王子市選挙区では、アオヤギ氏以外にも自民党や公明党、立憲民主党、無所属候補らが立候補を表明している。自民党は現職と新人、公明党は現職、立憲民主党は新人で臨む構えだ。都民ファーストの会も元職を擁立し、無所属で現職が再挑戦する。加えて「再生の道」や参政党からも新人候補が出馬する予定だ。
アオヤギ氏は「市民の声を都政に届け、誰もが安心して暮らせる街を実現する」と訴え、支持を広げようとしている。市民の声を政策に反映させてきた実績を武器に、再選を目指す戦いに挑んでいる。
市民に寄り添う姿勢が支持を集める
アオヤギ氏は八王子市議会議員を3期務めた後、2021年に都議会議員に初当選。教育、福祉、公共交通など、市民生活に密着した政策で成果を上げてきた。こうした実績と、市民の声を大切にする姿勢が、多くの有権者から支持を集めている。
「教育も福祉も、すべての人が安心して利用できるようにする。それが私の使命です」と語るアオヤギ氏は、八王子の未来を見据え、政策実現に向けて活動を続けている。