2025-05-15 コメント投稿する ▼
「消費税減税は財源確保がカギ」田村智子委員長が強調、大企業優遇見直しで恒久財源を提案
財源確保と一体の消費税減税提案
日本共産党の田村智子委員長は15日、国会での記者会見で消費税減税に関する同党の立場を改めて明確にした。田村氏は「消費税減税を実現するには、確かな財源確保と一体の提案が不可欠だ」と強調し、単なる減税の主張に留まらず、財源をどう確保するかが重要であると訴えた。
田村氏は、政府が「財源がない」との理由で消費税減税に消極的であることに触れ、「しっかりと財源を示し、安定的で恒久的な減税を実現することが求められる」と述べた。さらに「大企業や富裕層への優遇を見直し、税制を公正に改革すれば、恒久的な財源が確保できる」と語り、日本共産党が掲げる減税案がその道を開くと自信を示した。
他党の減税論への批判
田村氏は、国民民主党やれいわ新選組、公明党などが減税財源を国債(借金)で賄う方針を示していることに強い懸念を示した。「赤字国債に頼ることは、将来世代への負担を増やし、無責任だ」と指摘し、こうしたアプローチでは国民の信頼を得られないと批判した。
「財源を示さずに減税を唱えるだけでは、結局は自民党との論戦に勝てない」とも語り、消費税減税を主張するのであれば、その裏付けとなる財源策が必要であるとの考えを強調した。
日本共産党の減税提案
田村氏は、日本共産党が提案する消費税一律5%への減税についても言及。インボイス制度の廃止も合わせて訴え、「消費税を5%に引き下げれば、平均的な世帯で年間12万円の負担軽減が見込まれる」と説明した。
さらに、5%への減税に必要な財源として約15兆円を見積もり、その確保手段として「大企業への過剰な優遇や富裕層への減税を見直し、不公平な税制を是正する」と明言した。田村氏は、「確かな財源を示し、責任をもって減税を実行することが政治家の務めだ」と訴えた。
ネットユーザーの反応
* 「田村さんの言っていることは筋が通っている。減税を言うなら財源をどうするかが大事だよね。」
* 「大企業や富裕層への優遇をやめるのは当然。公平な税制にしてほしい。」
* 「借金で減税とか無責任すぎる。未来の世代にツケを回すな。」
* 「消費税5%への減税は家計に助かるし、今こそ必要な政策だ。」
* 「インボイス廃止も合わせた提案は中小企業の支援になる。」
* 田村智子委員長は、消費税減税には「財源確保と一体の提案」が不可欠と主張。
* 他党の「国債頼み」の財源案を批判し、無責任であると指摘。
* 日本共産党は消費税5%への減税を提案し、その財源は大企業優遇や富裕層減税の見直しで確保すると明言。
* ネット上では、田村氏の現実的な提案に支持が集まっている。
田村氏は、今後も消費税減税に向けた議論を国会で推進し、「国民の生活を守るため、責任をもって財源を示した減税を実現していきたい」と意気込みを語った。