2025-03-10 コメント投稿する ▼
公約103万円の壁」引き上げ交渉、国民民主が敗北 玉木代表「力不足」と認めるも成果を強調
玉木氏はさらに、「掲げた目標から比べれば、全然及第点はいただけない」とし、「正直、悔しい」と心情を明かした。
「103万円の壁」をめぐる与党と国民民主党の3党協議では、国民民主党が178万円への引き上げを主張したが、最終的に与党は年収200万円以下の人に対して非課税枠を160万円に引き上げるなど、年収に応じて段階的に非課税枠を引き上げる方式を採用した。
玉木氏は、昨年12月に3党の幹事長が178万円を目指すことで合意したことを指摘し、「石破首相が昨年の衆院選で掲げた公約、ルールを守ると言っていた。約束は守ってもらいたい」と述べた。
一方、玉木氏は自身のX(旧ツイッター)でも、「今回私たちは負けました。力不足です。」と明言しつつ、「30年動かなかった『103万円の壁』を動かしたのは事実。大学生は今年から150万円まで働けるようになったし、1.2兆円の所得税減税と0.2兆円の防衛増税の回避を実現できたことも事実。」と成果を強調した。
また、「手取りを増やす夏に向け、引き続き頑張ります。」と前向きな姿勢を示し、添付した画像には「『103万円の壁』が30年ぶりに動いた。でも、まだ不十分。」と記していた。
国民民主党は「手取りを増やす」という目標を掲げ、昨年10月の衆院選で大きく議席数を伸ばした。国民の期待を受けて国会で論戦を繰り広げたが、「103万円の壁」を目標の178万円に引き上げることはできなかった。
この投稿は玉木雄一郎の公約「「103万の壁」を引き上げて178万円までは税金がかからずに働けるようにする。」に対する評価として投稿された情報です。この公約は64点の得点で、公約偏差値80.7、達成率は40%と評価されています。