2025-01-15 コメント投稿する ▼
国民民主党、自民党と公明党との間で合意された「年収103万円の壁」の見直しやガソリン税の暫定税率廃止が守られれば2025年度予算に賛成
年収103万円の壁の見直し
自民・公明両党は、2025年から「年収103万円の壁」を123万円に引き上げることを決定しました。これは、物価上昇を考慮した措置であり、基礎控除を現行の48万円から58万円に引き上げ、給与所得控除の最低保障額を65万円に増額するものです。
国民民主党の主張と与党の対応
国民民主党は、年収103万円の壁を178万円に引き上げることを主張しています。しかし、与党は123万円への引き上げを譲らない姿勢を見せており、意見の相違が生じています。
ガソリン税の暫定税率廃止
また、ガソリン税の暫定税率廃止についても、3党間で合意がなされました。国民民主党は、これらの約束が履行されることを条件に、2025年度予算案に賛成する意向を示しています。
今後の展望
与党は、国民民主党との協議を継続し、合意事項の履行に努める考えです。一方、国民民主党は、約束が守られない場合、予算案に賛成しない可能性も示唆しています。その際には、次の参議院選挙で国民の支持を得て、政策実現を目指す考えを示しています。
このように、国民民主党は与党との合意事項の履行を条件に、2025年度予算案への賛成を表明しています。しかし、与党との間で「103万円の壁」の見直し額を巡る意見の相違があり、今後の調整が重要な局面を迎えています。