2025-03-29 コメント投稿する ▼
立民、参院選比例代表に蓮舫氏擁立 労組の不満と公認先送りで波紋広がる
蓮舫氏擁立の背景と党内外の反応
- 蓮舫氏の擁立理由:
野田佳彦代表は28日の記者会見で、蓮舫氏の発信力を高く評価し、「突破力のある人だ。国政復帰の意思を含め確認している」と述べ、擁立に強い意欲を示した。
- 労働組合の反発:
連合傘下の産業別労働組合(産別)は、蓮舫氏の当選により、自らが推薦する組織内候補が議席を失う可能性があるとして、強い不満を抱いている。
- 公認内定の先送り:
これらの反発を受け、立民執行部は蓮舫氏の公認内定を先送りしており、党内の意見調整が難航している状況だ。
比例代表選挙の仕組みと立民の議席獲得状況
- 比例代表選挙の特徴:
参院選の比例代表では、候補者名と政党名のいずれかを記入して投票し、その合計得票数に基づき各党に議席が配分される。当選者は、候補者名票の得票順に決定される。
- 立民の議席推移:
立民は2019年の参院選で8議席、2022年には7議席を獲得している。
- 組織内候補の存在:
現在、産別からは6人が組織内候補として比例代表に出馬予定であり、蓮舫氏の擁立がこれらの候補者に影響を及ぼす可能性が懸念されている。