2025-03-28 コメント投稿する ▼
奈良・近鉄橿原線に新駅設置へ 2030年度供用開始予定
■ 新駅設置の目的と周辺への影響
新駅の設置は、地域の利便性向上を目的にしており、特に奈良県立医科大学の新しい外来棟や、同じく建設予定の新アリーナへのアクセスが大きく改善されることが期待されている。さらに、新駅周辺のまちづくりも進められ、地域の活性化が図られる予定だ。
■ 費用負担と事業計画
新駅の設置には約30億円の費用がかかると見込まれ、その費用は県、橿原市、近鉄の3者で分担することになっている。具体的には、奈良県が半分の費用を負担し、橿原市と近鉄がそれぞれ1割強を負担する。残りの費用は国からの支援を受ける予定だ。
事業のスケジュール
- 2025年度:基本設計を実施
- 2026~2027年度:実施設計を完了
- 2028年度:着工予定
- 2030年度内:供用開始
■ 関係者のコメント
新駅設置に関する基本協定が締結された後、記者会見で関係者は次のようにコメントした。
- 奈良県の山下真知事は、「この駅ができることで、利便性が高まり、にぎわいのある地域になることを期待しています」と述べた。
- 橿原市の亀田忠彦市長は、「市の中心に駅ができ、アリーナもできることで、周辺のまちづくりの可能性が広がります」と述べ、非常に大きな意味を持つと語った。
- 近鉄の原恭社長は、「新駅が地域の交通の拠点となり、街の活性化に貢献できることを楽しみにしています」と話した。