2025-03-21 コメント: 1件 ▼
奈良県K-POPコンサート事業予算削減案、県議会で修正案が提出
■ 予算案の経緯
当初、県は議会からの反発を受けて、予定していた事業費を大幅に削減した予算案を提出していた。しかし、この修正案も3月18日に行われた県議会予算審査特別委員会で否決された。これにより、事業費を完全に削除する形での修正案が出されることとなった。
■ 自民党・無所属の会の立場
自民党・無所属の会は県議会で過半数を占めているが、このK-POP事業については賛否を問わず自主投票の方針を採っている。そのため、各議員は自分の判断で賛成・反対を決めることになる。
永田恒議員は記者会見で、「県民の理解を得られる内容にして再度検討を進めるべきだ」と話し、事業内容の再考を促した。また、同議員は「じっくりと考え直す必要がある」とも強調しており、県民への配慮を優先する姿勢を見せた。
■ 今後の見通し
修正案は、3月25日の県議会本会議で最終的に採決される予定だ。この結果がどうなるかによって、今後のK-POPコンサート開催の有無が決まることになる。
県民からも、この事業について賛成と反対が分かれており、今後の議論はさらに白熱する可能性がある。特に予算削減案が提出された背景には、県民感情を重視する声が反映されており、県議会での動きに注目が集まっている。