2025-02-18 コメント投稿する ▼
立憲民主党、高額療養費制度見直しに反対 引き上げ凍結を強く主張
立憲民主党、反転攻勢を強化
立憲民主党は、医療費の自己負担額を抑える「高額療養費制度」に関して、政府の引き上げ方針に反対し、修正案をリードしています。特に、患者団体とのヒアリングを通じて、引き上げ凍結を求める声が強まっています。党は、今年の令和7年度予算案にも引き上げの凍結を盛り込み、国会でこの問題を連日取り上げています。
立憲民主党の主張と対応
政府は当初、月ごとの上限額を段階的に引き上げる方針を示していました。しかし、難病やがん患者団体からの強い懸念を受けて、政府は一部修正を行いました。具体的には、直近12カ月以内に高額療養費制度を3回利用した場合、4回目から負担が軽減される「多数回該当」の上限引き上げが見送られたものの、立憲民主党は引き上げの全面凍結を強く主張しています。
長妻昭代表代行は、党のヒアリングで「命が失われるリスクにさらされている人に財源を見いだすというのは順番が全くおかしい」と強く語り、19日には凍結法案を国会に提出する予定です。
世論と立憲民主党の戦略
高額療養費制度の見直しは、多くの国民に影響を与える問題であり、世論の関心も非常に高いです。特に、難病やがん患者を中心に多くの人々がこの問題に注目しています。1月31日に衆院予算委員会で立憲民主党の酒井菜摘議員が質疑を行った際、その動画は約45万回再生されるなど、大きな反響を呼びました。