2025-03-21 コメント投稿する ▼
千葉県の女性教諭が懲戒免職 同僚の個人情報をSNS投稿し金銭要求 教育現場で相次ぐ不祥事
■女性教諭の問題行動
県教委によると、この女性教諭は2022年6月から2023年1月にかけて、同僚の男性教諭の写真や電話番号などを30回以上SNSに投稿。さらに、投稿を削除すると持ちかけ、実際に金銭を受け取っていたという。
また、別の一般男性にも70回近くにわたり連続で電話をかけたりメッセージを送りつけたりするなど、常識を逸脱した行動を取っていたことが明らかになった。
県教委が事情を聴こうとしたが、女性教諭は応じないまま処分が決まった。
■他にも相次ぐ教職員の不祥事
同日、千葉県教育委員会は県立高校の20代の男性講師2人についても懲戒免職とした。
1. 商業施設でのわいせつ行為
神奈川県内の商業施設で女子生徒の体を触ったとして処分された男性講師は、調査に対し「校外なら問題ないと思った」と供述している。
2. 自宅に呼び寄せ不適切行為
別の男性講師は、女子生徒を自宅に招き、複数回にわたり体を触る行為をしていた。「生徒を支えたかった」と釈明しているが、不適切極まりない行為と判断された。
■千葉県教育委員会が謝罪「再発防止を徹底する」
度重なる不祥事を受け、千葉県教育委員会の井田忠裕教育次長は「誠に遺憾であり申し訳なく、深くおわび申し上げる。不祥事を根絶できない現状を重く受け止め、再発防止の取り組みを強化していく」と謝罪した。
県教委は、こうした不祥事を防ぐため、校内研修やハラスメント防止策の強化を進めている。特に、教職員によるわいせつ行為の防止を目的としたリーフレットの配布や研修を通じ、意識向上を図る方針だ。