2025-05-31 コメント投稿する ▼
生稲晃子政務官、ベトナム文化の広がりを評価 日越交流の未来を語る
生稲政務官「文化がつなぐ日越の心」 ベトナムフェスで交流の広がり語る
東京・代々木公園で5月31日から2日間にわたり開催された「ベトナムフェスティバル2025」の開会式で、外務大臣政務官の生稲晃子氏が登壇し、日本に暮らすベトナム人が60万人を超える現状を踏まえ、「ベトナム文化が日本社会に根づき始めており、両国の距離は確実に近づいている」と述べた。
生稲氏は、石破首相によるベトナム訪問に触れながら、政治・経済に加えて人的交流の深まりを強調し、「このような文化の交流が未来の絆を育てる土台になる」と述べ、訪れた来場者や関係者から大きな拍手を浴びた。
日常に息づくベトナム文化
生稲政務官が挙げたとおり、日本に住むベトナム人の数は年々増加しており、今や中国に次ぐ規模の外国人コミュニティを形成している。とりわけ技能実習生や留学生の存在が目立ち、各地でベトナム料理店や物産店が開かれるなど、街中でも文化の存在感が強まっている。
生稲氏は「アオザイやフォーだけでなく、価値観や生活様式の一部までもが、私たちの暮らしの中に自然に入り込んでいる」と語り、国籍を超えた日常の中にこそ両国の絆の深まりがあると指摘した。
フェスティバルは“架け橋”
開会式には、駐日ベトナム大使のファム・クアン・ヒエウ氏や、青柳陽一郎衆議院議員、林芳正官房長官らも出席し、両国のさらなる交流を願った。会場では伝統音楽や舞踊、水上人形劇といったベトナムの伝統文化に触れられるプログラムのほか、料理や雑貨の出店が軒を連ね、終始にぎわいを見せていた。
生稲氏は「こうしたイベントが、人と人とを結ぶ“心の架け橋”になる」と強調し、文化を通じた信頼関係の大切さを来場者に訴えた。
SNSでも広がる共感と感動
生稲政務官の発言とフェスティバルの雰囲気は、SNS上でも注目を集めている。
「生稲さんの話に共感した。文化が絆を深めるってほんとその通り」
「こんなに多くのベトナム人が日本にいること、改めて驚いた」
「代々木公園がベトナム一色!アオザイ美しかった」
「ベトナムの料理と音楽、初めて体験したけど最高!」
「こういうフェス、もっと各地でやってほしい」
このような声からも、単なるイベントにとどまらず、文化が生み出す感動と理解の広がりがうかがえる。
交流の未来へ、生稲氏が示す展望
政務官としての公務だけでなく、自身も母であり、表現者である生稲氏は「未来の世代にこそ、互いを尊重し合う国際感覚を育んでほしい」と語った。ベトナム文化の受け入れが日常の一部となる中、生稲氏の発信は、日本社会における多文化共生の象徴的なメッセージとなっている。
今後も生稲氏が掲げる「文化外交」の姿勢が、日越関係の礎として注目を集めるだろう。