2025-02-05 コメント: 1件 ▼
石丸伸二氏、都知事選での高額キャンセル料支払い疑惑
■選挙運動費用収支報告書の不審な支出
石丸氏の陣営が東京都選挙管理委員会に提出した「選挙運動費用収支報告書」には、広告費の欄に昨年7月5日付で“ライブ配信機材キャンセル料”として97万7350円が計上されている。この金額はキャンセル料としては異常に高額であり、支出先はライブ配信などを専門的に手掛ける東京都内の業者K社であった。
■決起集会とライブ配信の実態
7月5日、石丸氏は都内のホールで「決起集会」を開催し、その模様は自身のYouTubeチャンネルでライブ配信されていた。しかし、K社はライブ配信の実施を担当しておらず、なぜ高額なキャンセル料が発生したのか、その詳細は不明である。
■兵庫県知事選との類似性
この問題は、兵庫県知事選での斎藤元彦氏とPR会社「merchuメルチュ」を巡る問題と酷似している。斎藤氏の選挙戦でも、PR会社がSNS戦略を提案し、広報全般を担当していたとされるが、その後、パワハラなどの告発文書が公開され、PR会社の経営者が「note」上で選挙戦の詳細をつづっていた。
■石丸氏陣営のSNS選挙戦略とその問題点
石丸氏の陣営は、SNSを活用した選挙戦略を展開していたとされる。しかし、陣営内で「法律違反」の懸念が議論され、集会に現れた謎の集団やK社と石丸氏側近の関係、そして高額なキャンセル料の支払い経緯など、疑問点が多く浮上している。
石丸伸二氏の都知事選における高額なキャンセル料の支払い問題は、兵庫県知事選でのPR会社を巡る問題と類似しており、選挙戦におけるSNS活用やPR会社との関係性に対する疑念が深まっている。今後、詳細な調査と説明が求められる。