2025-01-16 コメント投稿する ▼
石丸伸二氏、新党設立会見で記者クラブに厳しい指摘
石丸伸二氏、新党設立会見で記者クラブに厳しい指摘
前広島県安芸高田市長で、昨年7月の東京都知事選で次点となった石丸伸二氏(42)は、2025年1月15日に都内で新政党「再生の道」の設立を発表しました。しかし、会見は冒頭から記者クラブへの厳しい指摘が相次ぎ、異例の展開となりました。
会見の冒頭で記者クラブに苦言
石丸氏は会見の冒頭で、当初予定していた都庁記者クラブでの開催が中止となり、会場を変更した経緯を説明しました。その理由として、記者クラブ宛の案内が外部に流出し、日時と場所が広く知られてしまったことを挙げ、情報管理の不備を指摘しました。
情報管理の徹底とルール化を要求
石丸氏は、記者クラブの情報共有の範囲やルールについて質問し、受け取った情報を社外に勝手に出すことが許されるのかと強く非難しました。また、情報管理の徹底とルール化を求め、「プロ失格」と厳しく指摘しました。
記者クラブの運営方法に疑問を呈す
さらに、石丸氏は記者クラブの会見が加盟社だけでなく、取材目的の希望者には基本的に誰にでもオープンに開かれていることに疑問を呈し、限りあるスペースや時間を奪われる懸念を示しました。その上で、会見の参加者に対する線引きが必要だと提案しました。
新党「再生の道」の設立と今後の展望
石丸氏は、新党「再生の道」の設立を発表し、今夏の東京都議会議員選挙に向けて候補者の擁立を進める意向を示しました。また、党の政策については会見では詳しく触れず、今後の活動を通じて明らかにしていく考えを示しました。
石丸氏の記者会見は、情報管理や記者クラブの運営方法に対する厳しい指摘が相次ぎ、メディアと政治の関係性について改めて考えさせられる内容となりました。今後の「再生の道」の活動と、記者クラブの対応に注目が集まります。