2025-01-15 コメント投稿する ▼
石丸伸二氏、新党「再生の道」設立 「政治屋を一掃
候補者選考の透明性と独自の方針
党の候補者選考には、公募を採用し、エントリーシート、適性検査、面接の3段階で選考を行います。面接は石丸氏と1対1で行われ、YouTubeチャンネルを通じて公開される予定です。この形式は、いわば「公開オーディション」として、透明性のある選考過程を示すものです。また、現職の都議や首長経験者に関しては、選考なしで候補者として迎え入れる方針ですが、当選後の唯一の条件として「多選の制限」があります。具体的には、2期8年を上限とし、その期間を超えての再選は禁止されます。
石丸氏は党の方針について、「党議拘束は一切なく、議決に関しては各議員が合理的に判断してもらいたい」と強調しました。その上で、「党の約束事はただ一つ、これだけです」と述べ、政治的な縛りを排除した自由な政治活動を支持する姿勢を示しました。
新党設立の意義と今後の展開
新党設立の背景について、石丸氏は「今の都政の勢力図に影響を与えることが目的ではない」と説明しました。その一方で、「政治屋を一掃したい」という強い意志を表明し、都政への影響よりも日本全体の政治改革を目指す姿勢を強調しました。さらに、石丸氏は「このシステムや装置を東京都以外でも適用し、広げていきたい」と語り、全国的な展開を視野に入れていることを明言しました。
会見の緊張感と意外な人物
記者会見の前、石丸氏は緊張感を漂わせた表情で会場に足早に入っていきました。会見後、エレベーターに乗り込む際には4人の警護担当に囲まれ、物々しい雰囲気の中で笑顔を見せる場面もありました。会見は1時間45分を超え、都庁記者クラブ加盟社やネットメディアが出席しましたが、会場外では参加できなかったフリーランスの記者たちがスタッフに参加を訴える場面も見受けられました。
さらに、会場外には思わぬ人物が現れました。YouTubeのビジネス動画メディア『ReHacQ』を運営する元テレビ東京プロデューサーの高橋弘樹氏です。高橋氏は、ライブ配信を通じて石丸氏の記者会見を視聴し、その後、同メディアで生配信を予定しており、「昼の会見内容を深掘りしたい」と話していました。