2025-05-30 コメント投稿する ▼
AIゆりこ再登場、小池百合子都知事が最新AIで都政広報を強化 都議選を前に注目集まる
小池都知事のAIキャラ「AIゆりこ」再始動
東京都の小池百合子知事が発信する広報キャラクター「AIゆりこ」が、約11か月ぶりに再登場した。今回のバージョン2.0は、生成AIを用いて親しみやすく都政を伝える役割を担う。小池知事は「技術が整ったことで、都政をより正確かつ分かりやすく届けられるようになった」と述べ、新たな広報戦略への自信をにじませた。
都知事選でも話題に、AI戦略が再び脚光
「AIゆりこ」は昨年、都知事選の直前に登場し、大きな注目を集めた。動画投稿サイトなどを通じて都政の情報を紹介し、「本物そっくり」と話題に。短期間で数百万再生を記録し、選挙戦略としての効果も指摘されていた。今回の復活は、6月13日告示・22日投開票の都議選を見据えたものとの見方が広がっている。
知事は「政治的意図はない」と強調
再登場が選挙向けのパフォーマンスと批判されるなか、小池知事は「更新が遅れたのはAI担当者の時間を確保できなかったから」と説明。都議選を意識した動きではないと強調した。だが過去の実績を考えれば、「AIゆりこ」が再びPRの柱として使われるのは確実と見られている。
ネットでは歓迎と冷ややかさが交錯
SNSでは「面白い取り組み」との好意的な声がある一方で、「選挙利用だろう」と批判的な反応も。市民の関心を引く仕掛けとしては成功しているが、広報内容の中身が伴うかが問われている。
「技術はすごいけど、都政の説明に使うには内容が薄すぎる気がする」
「AIゆりこ復活!見た目はかなり自然になったし、面白いからもっと出てほしい」
「都議選が近づいたから出てきたってのが見え見え」
「子どもが喜びそうなビジュアルだけど、政策の理解にはつながらないかな」
「都庁の情報発信が固すぎるから、こういう試みはアリだと思う」
「AIゆりこ」の今後の活用方法は未定だが、動画やSNSなどでの露出が増える可能性は高い。単なる話題性で終わらず、都政の理解促進につながるかが今後の鍵となる。都庁としてもデジタル技術の利活用を強調するなか、広報ツールとしての“AI政治”の活用がどう進化するか、注目が集まっている。