2025-08-13 コメント投稿する ▼
熊本豪雨 吉田宣弘議員が玉名市・玉東町を視察 被災者の声を国政へ
熊本豪雨 吉田宣弘議員が被災地を視察し支援を表明
記録的な大雨で甚大な浸水被害を受けた熊本県玉名市と玉東町に13日、公明党の吉田宣弘衆議院議員が訪れ、被災現場を調査し被災者を見舞いました。同行したのは玉名市議の徳村登志郎氏で、現地では自治体首長や住民、施設関係者など幅広い層から直接話を聞きました。
町長から被害報告と要望
九州北部では10日以降、線状降水帯が相次いで発生し、熊本県内9市町で警戒レベル5の「緊急安全確保」が発令されました。吉田氏はまず玉東町役場を訪れ、前田移津行町長から被害の全容について説明を受けました。
前田町長は「町の体育館や公民館が水没し、今も避難生活を続ける町民がいる」と現状を語り、河川の改修や国道208号の拡幅など、防災インフラの強化を要望しました。
護岸の崩落と施設被害を視察
吉田氏らは前田町長とともに、豪雨で氾濫した木葉川の崩れた護岸を確認。その後、床上浸水の被害を受けた特別養護老人ホームを訪問し、復旧作業に追われる施設関係者から現場の苦労や課題を聞き取りました。
「護岸の復旧が遅れれば、次の豪雨で同じ被害が繰り返される」
「施設の後片付けに人手が足りない。ボランティアの支援も必要だ」
玉名市で被災住民の声
続いて訪れた玉名市では、自宅が床上浸水した住民のもとを訪問。泥に覆われた家財を片付ける作業が続く中、續眞由美さんは「自宅が約90センチ浸水し、土壁もはがれてしまった。これから住めるか分からない」と不安を口にしました。
「片付けをしながらも、次の雨が怖い」
「支援の手続きや制度が複雑で、被災者には分かりにくい」
被災者に寄り添う支援の決意
視察後、吉田氏は「現場の声を受け止め、被災者に寄り添った支援を進めていく」とコメント。国の支援制度に加え、現地の実情に即した支援策を早急に講じる必要性を強調しました。
今回の調査は、現場の課題を国政へ反映させるための重要な一歩であり、今後の復旧・復興政策の方向性にも影響を与えるとみられます。